ニチバンヨーロッパが「multibook」を導入
ニチバン株式会社の欧州販売子会社であるニチバンヨーロッパは、グローバルクラウドERP「multibook」を活用し、複雑な三国間貿易の受発注や在庫管理を一元化しました。このシステムの導入により、業務効率が格段に向上し、2030年までの売上倍増を目指しています。
ニチバンヨーロッパとは
ニチバンヨーロッパは、創業100年以上を誇るニチバングループの一員であり、2020年にドイツで設立されました。欧州、アフリカ、および中東地域において、代理店への販売や新しい顧客の開拓を進めています。現在、ニチバンはBtoB市場を重視しつつ、今後のBtoC市場への進出も検討しており、2030年までに売上を倍増させる目標を掲げています。
三国間貿易の複雑性
同社の取引の多くは、タイの工場や日本本社からの製品を欧州の販売代理店に直送する三国間貿易です。この為、受注や発注、請求書の発行、在庫管理などが複数国にまたがって処理され、大変複雑です。特に、出荷先により通貨を切り替えるなどの運用が求められ、入力間違いが発生しやすい環境でした。
導入の背景と目的
ニチバンヨーロッパが「multibook」を導入する際、重視したポイントは以下の通りです。
1. 複雑な商流・金流を一元管理できること
2. 多品目の取引でもデータ整合が保てること
3. 既存の業務フローや商習慣に適した柔軟性があること
これらを満たす「multibook」を選定したことで、日々の業務をスムーズに進行できるようになりました。
「multibook」の特長
ニチバンヨーロッパが「multibook」を評価している点には、次のような特徴があります。
- - 業務の一元化: 受発注、請求、在庫管理が一つのシステムで完結するため、転記ミスを削減。
- - 柔軟な運用: 取引における変動に迅速に対応できるシステム構造。
- - 多言語・多通貨対応: 日本語、英語、ドイツ語など、複数言語に対応。
- - 早急なサポート体制: 時差を考慮した迅速なサポートが顧客の信頼を得る要因となっています。
将来のビジョン
ニチバンヨーロッパは、2030年に向けてさらなる事業拡大を計画しています。その中心には、ドイツ、オランダ、トルコなどの重点国に対する戦略が配置され、在庫を持って小口出荷できる体制へ段階的に移行することで、納期短縮や顧客満足度の向上を目指します。また、BtoB市場での強みを生かしつつ、BtoC市場への進出も視野に入れ、事業拡大に向けた道を開いていく方針です。
コメント
ニチバンヨーロッパの代表、山本英治氏は、「『multibook』の導入は、我々のビジネスモデルに必要不可欠な存在です。特に、複雑な三国間貿易の需要に対して、システムがしっかりと支えてくれています。今後も『multibook』を駆使し、売上高の2倍化を実現していきたい」と意気込みを語りました。
まとめ
ニチバンヨーロッパの「multibook」導入は、効率化を進めるだけでなく、今後のネットワーク拡大に伴うさらなる成長を促進する重要なステップとなります。その柔軟な対応力と国際的なサポート体制により、ますます進化を遂げることが期待されます。