新たなスタートアップファンド
2025-03-27 17:30:59

紀陽銀行とキャピタルが共同設立するスタートアップデットファンドの詳細

紀陽スタートアップデットファンドの設立



2025年度中に紀陽銀行と紀陽キャピタルマネジメント、SDFキャピタルが共同で「紀陽スタートアップデットファンド」を設立することが発表されました。この新たなファンドは、スタートアップへのデットファイナンスを中心に地方経済の活性化を目指しています。

新ファンド設立の背景


近年、日本国内においてスタートアップ向けの資金調達方法としてエクイティファイナンスとデットファイナンスの併用が重要視されています。この流れを受け、スタートアップ企業の資金調達のニーズが高まり、各種ファンドが設立されています。特に、2025年2月には「ベンチャーデットサミット」が開催され、業界がますます注目されています。

紀陽銀行は、2024年に発表した「第7次中期経営計画」の中で、サステナビリティ戦略に基づき「創業・スタートアップ支援」を重点項目として掲げています。その一環として、スタートアップ支援室を新設し、インキュベーション施設「Key Site」も整備しています。このような施策により、地域の起業家やスタートアップの育成を後押ししています。

SDFキャピタルは、国内で初めての独立系スタートアップデットファンドを2022年に設立し、62億円規模のファンドを運用。これまでに20社への投融資を行い、スタートアップの成長支援に力を入れています。また、紀陽銀行はSDFキャピタルが運営するファンドにも出資しており、今後は新たなファンドを通じて地域密着の支援を目指します。

紀陽スタートアップデットファンドの概要


新設される「紀陽スタートアップデットファンド」は、ファンド総額が10億円を予定しており、これまで以上に地域のスタートアップ企業への投資を強化します。このファンドの特徴は、出資金の50%以上を関西エリアのスタートアップに投資することです。多様な資金調達ニーズに応えることで、地域経済にも寄与する取り組みが行われます。

ファンドの基本情報


  • - 名称: 紀陽スタートアップデットファンド
  • - 設立時期: 2025年度中
  • - 無限責任組合員: 紀陽キャピタルマネジメント、SDFキャピタル
  • - 有限責任組合員: 紀陽銀行
  • - 投資対象: 国内のアーリーからレイター段階のスタートアップ

この新ファンドの設立により、地域の未来を担うスタートアップの成長を支援し、経済の持続的な発展に貢献していく考えです。

各社の紹介



紀陽銀行


1895年に設立され、和歌山県に本社を構える紀陽銀行は、地元経済の支援を重視し、多様な金融サービスを提供してきました。
紀陽銀行の公式サイト

紀陽キャピタルマネジメント


2021年に設立された紀陽キャピタルマネジメントは、スタートアップ投資に注力し、地域経済の活性化に貢献しています。
紀陽キャピタルマネジメントの公式サイト

SDFキャピタル


2021年設立のSDFキャピタルは、スタートアップのためのデットファンドの運営を行っており、その成長支援に特化しています。
SDFキャピタルの公式サイト

このように、「紀陽スタートアップデットファンド」は地域のスタートアップに対して包括的な支援を提供することを目指しており、今後の展開が非常に楽しみです。


画像1

画像2

会社情報

会社名
SDFキャピタル株式会社
住所
東京都品川区上大崎2-25-2新目黒東急ビル9階
電話番号
03-6417-9772

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。