アシックスがレッツノート導入で顧客体験向上とIT負荷軽減を実現

アシックスが選んだレッツノートの効果

アシックスは、パナソニックコネクトのレッツノートFVシリーズを導入し、IT業務の負荷を大幅に軽減しました。これにより初期不良率が約0.1%に達し、IT管理者への問い合わせ件数も約10分の1に減少しました。

導入の背景

アシックスでは、デジタル化推進を目的とするメンバーシッププログラム「OneASICS」を展開し、顧客体験の向上に取り組んでいます。しかし、社内のPCは多様なメーカーや機種が存在し、ITシステム部門に多くの負担がかかっていました。生産性の低下やデジタルツールのセキュリティ強化といった課題を背景に、PC選定を契機に社内のデジタル化を推進することが決定されました。

レッツノートの選定理由

アシックスがレッツノートを選んだ理由は、主に以下の3点です：

1. 社員にとっての使いやすさ
アシックスが最も重視したのは、「社員が本当に使いやすい」と感じるマシンです。社内でレビューを実施した結果、レッツノートはスペックや耐久性、大型画面、カメラ性能、オンライン会議での音声品質において他社製品よりも優れていると高評価を受けました。

2. 運用保守の効率化
全国に直営店舗を展開するアシックスでは、ITサポートを効率的に行う必要があります。インテルのvProプラットフォームが備えたリモート管理機能により、ITシステム部門は店舗に派遣せずともPCの運用やアップデートを効率的に行うことができます。これにより、人的・時間的コストが大幅に削減されました。

3. ITシステム部門の負担軽減
社内でのソフトウェアインストールやユーザー登録といったキッティング作業を神戸工場にて行うことができるプランがレッツノートにはあり、これが導入の重要な要因となりました。

店舗でのメリット

実際の店舗では、レッツノートの導入によって様々な利点が生まれました。特に、3次元足形計測機を用いて個別のフィッティング提案が可能になり、PCの性能や使いやすさが重要になりました。FVシリーズはタッチパネルを搭載し、操作が直感的でスムーズに行えるため、顧客への説明が迅速に進み、サービス提供のスピード向上が売上増加にも寄与しています。