MATHRAX展開催
2019-07-30 10:01:44

音で感じる新しいアート体験「MATHRAX|指先の中の音たち」展開催

新しい感覚を呼び覚ます展覧会、MATHRAX「指先の中の音たち」



夏休み特別企画として、広島県廿日市市にあるアートギャラリーミヤウチで「MATHRAX|指先の中の音たち」という展覧会が開催されます。この展覧会では、音をただ耳で聴くだけでなく、手で触れることで新たな体験をすることを目的としています。

音を触る、新しいコミュニケーション



「聴くこと」とは何か、本展ではその問いを深掘りします。音は耳で聞くものと思われがちですが、実は手で触れることでしか感じられない側面もあります。展覧会の様々な作品は、見たり聴いたりするだけではなく、実際に手に触れることでより深い体験を提供します。

例えば、同展の代表的な作品である「いしのこえ」では、石に触れることでその声を聴くことが可能になります。その他にも、木製のオブジェを触れることで参加者同士が音でコミュニケーションを図る「ステラノーヴァ」といった試みも用意されており、言葉以外の形で存在を感じることができるのです。

このような体験を通じて、私たちは触れることの意味を問い直します。指先で感じる音たちは、他者とのつながりを感じさせ、思いがけない感情や思考の発掘につながるでしょう。

展示概要と開催情報



この展覧会は、2019年8月4日から9月16日まで開催され、開館時間は毎日10:00から17:00までとなっています。最終入館は16:30で、火曜日と水曜日は休館とされていますが、特に8月13日と14日は開館しています。一般入場料は300円ですが、団体の場合は200円、また中学生以下や各種障害者手帳をお持ちの方は無料で入場できます。

多様な体験を提案するアートユニットMATHRAXの作品群を通じて、訪れる人々は新たな感覚を呼び覚ますことができるでしょう。

参加できるイベントも盛りだくさん



アートギャラリーミヤウチでは、多様な関連イベントも企画されています。初日はアーティストトークが行われ、展示作品を一緒に体験しながらお話を聞くことができます。さらに、デジタルや音に興味がある方には電子工作ワークショップがあり、特定の電子基板を組み立てる体験を通じて、アートと技術の接点を感じられます。このワークショップは予約が必要ですが、参加することで実際に触れて作る楽しみを味わえます。

また、8月23日にはM98でのアーティストトークも予定されており、これまでの活動や作品についての話を聞ける貴重な機会となっています。

MATHRAXのプロフィール



MATHRAXは、久世祥三と坂本茉里子の2人によるアートユニットです。彼らは電気、光、音を使ったオブジェやインスタレーションを制作し、知覚を通じて新たなコミュニケーションの形を探求しています。様々なメディアを駆使する彼らの作品は、観る者に新鮮な視点を提供し続けています。

彼らの作品は国内外で高く評価されており、特に「いしのこえ」は「HAPTIC DESIGN AWARD 2017」の優秀作品にも選ばれるなど、その独自性が注目されています。

アートギャラリーミヤウチ



アートギャラリーミヤウチは、広島県廿日市市に位置する私設ギャラリーで、現代美術を中心に多彩な企画やイベントを展開しています。地域のアーティストや若手作家の作品を紹介し、幅広いアート体験を提供する場となっています。近隣には厳島神社などの歴史的なスポットもあり、美術館巡りを楽しむことができます。アートを通じて、観客が新たな発見をする場として、多くの人々に愛されています。

ぜひこの機会に、音と触覚が融合する新しいアート体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
アートギャラリーミヤウチ
住所
広島県廿日市市宮内4347-2
電話番号
0829-30-8511

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