地域課題解決へ挑戦
2024-08-09 16:20:10

湘南ベルマーレ含む6社が「ゼブラ企業」として地域課題解決に挑戦

湘南ベルマーレ含む6社が「ゼブラ企業」として地域課題解決に挑戦



企業の社会的役割が益々重視される中、6社の連合体が「地域の社会課題解決企業支援のためのエコシステム構築実証事業」に選定されました。このプロジェクトには、株式会社ミリョクリエ、湘南ベルマーレフットサルクラブ、湘南ケーブルネットワーク株式会社、報徳仕法株式会社、株式会社みらいワークス、クラブツーリズム株式会社が参加します。

このエコシステムプロジェクトは、日本各地で法律が整備されている中で、地域の中小企業が重要な役割を果たすことを目的としています。特に、神奈川県では唯一の採択事例となったこの取り組みは、地域課題に取り組むため、様々な企業や地域の間で連携を促進し、持続可能な発展を目指すものです。

ゼブラ企業という新たな概念



「ゼブラ企業」とは、米国の女性経営者4人によって提唱された概念であり、経済的利益と社会的課題解決という二つの目標を兼ね備えた企業のことを指します。この考え方は「白黒のシマウマ」に例えられています。そして、今回のプロジェクトもこの理念に基づいています。

取り組みの詳細



このプロジェクトは、神奈川県小田原市を中心に、西湘エリアの様々な地域課題を解決するために活動します。具体的には、観光振興や環境保全、そして新たな関係人口の創出といったテーマが含まれます。また、特に注目されるのは「B-Zebras(ビーゼブラ)」プロジェクトがスタートしたことで、県外企業の人材と共に地域課題の解決に取り組む姿勢です。

6社は、これらの課題解決に関わる人材の育成や、地域の共生を目指す外部人材の活用、さらにはその成功事例の横展開に取り組む計画です。これらの戦略を通じ、地域経済の活性化を図ることが期待されています。

各社のコメント



株式会社ミリョクリエの代表取締役山室淳氏は、「地域課題を解決しながら新たなビジネスモデルを確立していくことが、地域経済にも新しい価値を生むと考えています。」と述べています。

湘南ベルマーレフットサルクラブの佐藤伸也社長は、「地域スポーツクラブの使命は、地域に根差した活動をすることであり、今回のプロジェクトを通じてそれが実証されることを期待しています。」と語りました。

湘南ケーブルネットワークの柏手社長も、経済的利益と社会的責任を両立させることが重要であると指摘し、共生関係の構築を目指しています。

一方、報徳仕法株式会社の草山明久代表取締役は、「人口減社会の中で、自立した企業同士が協力して地域課題を解決することが不可欠です。」と強調しています。

結びに



本プロジェクトは、地域の中小企業が社会的責任を果たすだけではなく、自らの成長にも寄与することを示す良い例です。各社が協力し合い、新たな価値を生み出していくこの取り組みは、多くの企業にとっての良いモデルとなるでしょう。今後の展開にも注目です。


画像1

会社情報

会社名
株式会社湘南ベルマーレフットサルクラブ
住所
神奈川県足柄上郡大井町上大井408-1ZUCC FUTSAL BASE大井2階
電話番号
0465-43-6606

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。