新たなジュエリーブランドの誕生を支援するプロジェクト始動

新たなジュエリーブランドの誕生を支えるプロジェクト

2026年春に向けて、ジュエリー業界の新たな潮流を作るための重要な取り組みが発表されました。株式会社ラッキーアンドカンパニーは、百貨店の髙島屋と阪急阪神百貨店と共に、「ジュエリーブランドスタートアップ支援プロジェクト」の第三回目を実施し、厳正な選考を経て2社を支援対象として選定しました。

支援対象者の選定

2025年4月の公募開始から約2か月後の6月4日、全国から寄せられた100以上の応募の中から選ばれたのは、株式会社ECOTONEと合同会社Uzuriです。これらの企業は、ユニークで持続可能なジュエリーの開発を目指しており、それぞれ異なる視点で市場に新風を吹き込むことが期待されています。

株式会社ECOTONE

代表の堂上研氏が運営する「Wellulu」は、ウェルビーイングメディアとして多様な人々の想いを一つの形にし、ジュエリーを通じてより多くの幸福を届けようとしています。彼らは、心地よい「ずっといっしょに身に着けたい」と思えるジュエリーの創造に取り組む姿勢を見せています。

合同会社Uzuri

山岸成氏が率いるUzuriは、アフリカの文化や歴史を基にしたジュエリーを作り上げています。同社の理念は、職人の手によって生み出される商品を通して、新たな雇用を創出し、現地の未来を共に築くことにあります。アフリカの豊かな自然と文化を形にした唯一無二の宝石が、世界市場でどのように受け入れられるか、大いに注目されています。

プロジェクトの詳細

支援対象企業は、百貨店のバイヤーからのアドバイスを受けながら、ジュエリーブランドの開発を行います。具体的には、デザインやプライシングについての指導、商品開発に必要なコストを無償で支援することで、在庫や製作費用の負担なく、スムーズに市場進出を果たすことが可能です。また、完成した商品は、髙島屋と阪急阪神百貨店でのPOP UPストアへの出店を予定しています。