芝パークホテル、AI活用のレベニューマネジメントツールを導入

芝パークホテルがAIを活用した新システム導入

東京のランドマーク、芝パークホテルが新たなサービス向上の一環として、レベニューマネジメントツール「メトロエンジン」を導入しました。この取り組みは、宿泊料金の設定をより効果的に行うためのものです。AIを活用し、より適正な価格設定を目指すことで、宿泊客により良いサービスを提供することを目指しています。

メトロエンジンとは？

「メトロエンジン」は、宿泊客の予約行動に関連するビッグデータを日々集めることで、リアルタイムな分析を行うツールです。このデータには、競合宿泊施設の客室単価やレビュー、部屋の写真、さらには民泊プロパティの情報などが含まれています。この情報を基に、人工知能が徹底的に分析し、適正な客室単価を算出します。

さらに、算出された客室単価が実際に適正かどうかを、機械学習を活用して繰り返し検証することで、収益の最大化を図る補助も行います。これにより、芝パークホテルは業務の効率化とともに、利益の向上も見込んでいます。

顧客の声を重視

今回の取り組みには、宿泊客の声を迅速に取り入れる「レピュテーション管理機能」も含まれています。これにより、顧客からのフィードバックを一層大切にし、サービスの質を向上させることができます。お客様の意見を取り入れ、人をもてなす道を究めるという理念を基に、今後もより良いサービスの提供に尽力していく姿勢が強調されています。

芝パークホテルについて

1948年に設立され、東京タワーや増上寺の近くに位置する芝パークホテルは、創業以来外国からの旅行者を多く迎えてきた伝統を持っています。「Home away from home」という理念のもと、訪れるお客様がまるで自宅にいるような安らぎを感じられるよう努めてきました。これからも新しい挑戦を通じて、世界中のお客様をお迎えする準備が整えられています。