福岡市に新たな選択肢！介護保険を活用したリハビリ特化型デイサービス施設「TAO」

福岡市の新たなデイサービス、TAO〜道〜の誕生

福岡市南区に新しく開業した「TAO〜道〜」は、介護保険を利用して、まるでスポーツジムのような感覚で通えるリハビリ特化型デイサービス施設です。2023年末にオープンしたこの施設では、最新のトレーニングマシンを使ったリハビリが可能で、利用者一人一人に合わせた個別のリハビリプランが提供されます。

デイサービスの新しい形

「TAO〜道〜」は、運動を通じて身体機能の向上と自立を支援することを目的としています。デイサービスの従来のイメージを覆し、よりアクティブな生活を希望する高齢者やリハビリを希望する方々に新しい居場所を提供します。これにより、安心して自宅で生活できる環境を整える「介護予防」を実現します。

福岡市は高齢化が進む中、デイサービス施設の需要が高まっていますが、まだ施設利用に不安を持つ方や適切なケアが必要な方も多いのが現状です。こうした状況に対応するため、TAOでは幅広いサービスを提供し、参加しやすい雰囲気作りを心がけています。

健康寿命延伸のための取り組み

厚生労働省は2040年までに健康寿命を75歳以上に延ばすためのプランを策定しています。この目標に向けて、「TAO〜道〜」では、トレーニングを通じて健康的な生活を促進し、疾病の予防やフレイルの対策を行っています。特に、「フレイル」状態にある方々にとっては、適度な運動や社会参加が長生きの秘訣とされています。

充実した訓練設備と専門家によるサポート

「TAO〜道〜」では、トレーニングマシンが豊富に揃っており、様々な運動が行える環境を整えています。具体的には、アブダクターやアダクター、レッグプレスなどのマシンが用意されており、各種トレーニングを受けることができます。これらのマシンは、身体機能の維持・向上はもちろん、日常生活動作に役立つ筋力を鍛えるために設計されています。

さらに、理学療法士や作業療法士など、専門のセラピストを多数配置しており、個別のニーズに応じた指導を行います。利用者は、専門家からのフィードバックを受けながら、安全で効果的なリハビリを受けることが可能です。

個別入浴と脳トレメニュー

「TAO〜道〜」では、利用者が安心して入浴できる環境も整えています。完全個室の入浴施設を設けており、入浴が困難な方にも丁寧な動作指導を行うことで、自宅での入浴をサポートします。

さらに、認知症やフレイル予防に向けて、脳トレメニューも充実しており、生活習慣の改善を図ります。カフェのような明るい雰囲気の中、楽しくコミュニケーションを取りながら活動できる場を提供しています。