ネクセラファーマ、新CMO杉田真氏が就任しバイオ医薬品事業を強化

ネクセラファーマ株式会社（旧そーせいグループ株式会社）は、2023年10月に杉田真氏がチーフ・メディカル・オフィサー（CMO）およびネクセラファーマジャパンの社長に就任したことを発表しました。杉田氏は、製薬業界での長年の経験を持つ有力なプロフェッショナルであり、今後の会社の成長に期待が寄せられています。

杉田氏は以前、ブリストル・マイヤーズスクイブ（BMS）社の日本法人でバイスプレジデント兼研究開発本部長として活躍していました。また、ジョンソン・エンド・ジョンソンやアストラゼネカなど、複数の国際的なバイオ医薬品企業でも重要な役割を果たしてきました。こうした豊富な経験により、杉田氏は医薬品開発や事業運営において、高度な専門知識とリーダーシップを持つ人物とされています。

杉田氏が東北大学でMDおよびPhDを取得し、さらにはカナダ・マギル大学でMBAを取得していることは、彼の学術的な背景の強固さを示しています。

ネクセラファーマの代表執行役社長であるクリストファー・カーギル氏は、杉田氏の就任について次のようにコメントしました。「杉田氏は、日本の製薬業界において高く評価されています。私たちのビジョンを実現するために、彼の豊富な経験が大いに役立つでしょう。」

杉田氏自身は、ネクセラファーマでの新たな挑戦に対する意気込みを語っており、「日本における次世代バイオ医薬品の発展に向けた取り組みに貢献できることを嬉しく思います。特に、革新的なパイプラインを構築して、患者さまの生活を改善する可能性を大いに感じています」と述べました。

ネクセラファーマは、神経疾患や免疫疾患、消化器疾患などの幅広い分野で新しい治療法を探求しています。現在、開発候補品のパイプラインには、30品目を超えるプログラムが含まれており、業界内で注目を集めています。特に、GPCR構造に基づく創薬プラットフォーム「NxWave™」を活用することで、次世代の革新的な医薬品の発見を目指しています。

この新たな取り組みをもって、ネクセラファーマは国内外の医薬品市場において盤石な地位を築くことを目指しています。会社は東京、大阪、ロンドン、バーゼル、ソウルなどに拠点を持ち、全世界で350名を超える従業員が活動しています。今後も彼らは、革新と成長を追求し続けることでしょう。

正式な情報は、ネクセラファーマのウェブサイト（www.nxera.life/jp）をチェックしてください。また、LinkedInやX、YouTubeでも最新情報を発信中です。