NPO法人みんなの進路委員会が誇る出張授業の展開
近年、教育の現場でますます注目を集めている出張授業。NPO法人みんなの進路委員会は、2021年度から始まったこの取り組みが、今年度ついに全国100校以上で実施されることを見込んでいます。これは、わずか4校からスタートした新しい試みが、5年でなんと25倍に拡大したという驚くべき結果です。特に、地方を中心に急成長を遂げていることからも、留学という新たな学びのスタイルに対する関心の高まりが伺えます。
出張授業の意義と急成長の背景
この出張授業の目的は、海外に在籍する日本人大学生たちが持つ貴重な経験を生徒たちと共有することです。日本国内では、コロナウイルスの影響が収束しつつある中、留学を希望する学生が再び増加しています。そして、文部科学省が推進する総合的な探究の時間など、自分の興味や関心に基づいた進路選択を行う大切さが叫ばれる中で、実際に留学を経験した大学生たちがロールモデルとなる役割を果たしているのです。これに伴い、この出張授業の必要性が高まり、多くの学校でのニーズが生まれています。
さらに、この出張授業は原則無料で提供されています。多くの企業や個人の寄付によって支えられており、これに共感を寄せる人々の輪が広がっていることも、授業数が増える一因と言えるでしょう。支援してくださる皆様に対する感謝の気持ちを忘れずに、今後も活動を続けていきます。
出張授業の成果を可視化する取り組み
当初は成果が分かりにくかった出張授業ですが、5年間の活動を通じて多くの子どもたちが新たな挑戦を始めるきっかけとなったことが分かってきました。出張授業を受けた生徒たちの声や体験談をインタビュー形式でまとめ、その成果を広く報告する取り組みを開始します。このような取り組みが、支援者とのつながりを深める一助になることを願っています。
世界の学生と繋がる機会を提供
みんなの進路委員会が行う出張授業では、海外で学ぶ日本人大学生や文部科学省トビタテ!留学JAPAN経験者が学校のニーズに応じてアプローチします。授業のテーマは「英語学習のモチベーションアップ」「グローバルな進路の紹介」「高校生留学の実態」「各学校独自の海外プログラムの前研修」など、多岐にわたります。
授業は「総合的な探究の時間」「英語」「ロングホームルーム」など、様々な授業枠を活用し、さらに放課後や土日の特定の部活動向けのサポートも行っています。
2025年度の実施予定エリア
2025年度には北海道から九州まで、日本各地で展開していく予定です。具体的には、北海道・東北エリアで2校、関東エリアで14校、東海で4校、近畿で4校、中国・四国エリアで74校、九州・沖縄エリアで2校の予定です。これからもさらなる拡大を目指して、教育現場に貢献していく所存です。