産学連携の新展開
2025-07-11 10:38:57

NXワンビシアーカイブズと京都府立大学が新たな連携を開始

NXワンビシアーカイブズと京都府立大学の新たな連携



2025年4月、株式会社NXワンビシアーカイブズは京都府立大学歴史学科との間で、産学連携に関する覚書を締結しました。この覚書は、両者が持つ知的資源や人的資源を最大限に活用し、歴史文化資源を生かした新たな取り組みを模索するものです。歴史文化資源の利活用は、今後の地域振興にも大きく寄与することが期待されています。

取り組みの背景



NXワンビシアーカイブズは長らくデータの利活用に注力しており、特に歴史文化資源の重要性に注目しています。今年の初めには、京都府立大学文化情報学研究室との協力を通じて、自治体史の利活用に向けたプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトでは、舞鶴市の歴史資料をチャットボット化する試みや、それに基づくワークショップも実施されました。これらの経験が基になり、さらなる連携の方向性が模索された結果、今回の覚書が成立しました。

覚書の主要な取り組み内容には、以下のものが含まれます。
1. 歴史文化資源の活用方法の検討
2. 新たな取り組みの立案
3. 初等・中等教育機関との協力
4. 教育プログラムの共同実施

京都府立大学の地域貢献活動



京都府立大学歴史学科は、地域に根ざした研究活動を展開してきました。その一環として、「地域貢献型特別研究(ACTR)」を2004年から毎年実施し、地元の市町村や企業、NPOから提案される地域課題に対して共に研究を行っています。この覚書締結は、ACTRの昨年度からの活動が大きなきっかけとなっています。特に、地域文化を生かした新たな地域づくりに向けた研究が進められています。

歴史情報資源の新しい活用



NXワンビシアーカイブズは、歴史資料を情報資源として活用するため、大学や研究機関と連携し、さまざまな取り組みを行っています。京都府立大学との協力による自治体史の活用に加えて、国立歴史民俗博物館とも手を組み、古文書の現代語訳に関する研究を進めています。特にAI技術を用いて誤訳の傾向やハルシネーションの影響を分析し、より有効に資料を活用する方法を模索しています。

株式会社NXワンビシアーカイブズの概要



NXワンビシアーカイブズは、1966年に設立以来、企業の情報を安全に管理するためのサービスを提供してきました。データの保管から活用までの全ライフサイクルを網羅し、官公庁や金融機関を含む4600社以上のお客様の信頼に応えています。最近では、電子契約サービスや書類保管サービスなどの新サービスも展開しており、お客様の業務効率化を支援しています。

今回の産学連携を通じて、歴史文化資源の有効利用が広まり、地域社会の発展に寄与することを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社NXワンビシアーカイブズ
住所
東京都港区虎ノ門4-1-28虎ノ門タワーズオフィス
電話番号
03-5425-5400

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