Ballistaが金融IT協会に入会、金融業界の革新へ貢献を目指す

株式会社Ballista（以下、Ballista）が、特定非営利活動法人金融IT協会（以下、金融IT協会）へ正式に入会したことを発表しました。Ballistaは金融業界におけるデジタル技術の革新と人材育成に重点を置き、今後の金融業界のアップデートに貢献する姿勢を示しています。

金融IT協会とは

金融IT協会は、金融機関が中心となり、金融とITの情報を効果的に交換することを目的とした日本初の非営利団体です。ミッションは「金融×ITに関わるすべての人へ組織を超えたコミュニティを提供する」ことであり、業界横断的なITの民主化とデジタル人材の育成に力を入れています。具体的には、デジタル人材育成委員会とIT民主化委員会の二つの委員会を設立し、専門知識の共有や育成プログラムを企画しています。

デジタル人材育成委員会では、金融IT分野の検定試験の運営や情報共有を行い、経営層のITリテラシー向上に努めています。一方、IT民主化委員会では、金融業界が抱えるレガシーシステムの撤廃やオープン化を進めるため、RPA（ロボティック・プロセス・オートメーション）やローコード開発、スマートワークに関連するテーマを取り扱っています。これらの活動を通じて、金融業界の多様な人材育成やスキルの継承を支援しています。

Ballistaの入会背景

Ballistaは、「個人と企業がそれぞれ自分らしく挑戦し続けられる社会」を実現するために、非営利団体への参加を強く望んでいました。金融IT協会への入会はその第一歩であり、同協会の理念に共感したことが入会の決め手となりました。今後は、Ballistaが持つ金融、ブロックチェーン、AIなどの技術的な知見を最大限に活用することで、日本の金融業界におけるイノベーションを促進する意向を示しています。

承認を受けたBallista担当者のコメント

Ballistaの取締役副社長でCOOの今奈良氏は、「金融IT協会に入会できたことを光栄に思います。現在の金融業界では技術とビジネスの融合がますます重要になっている。私たちはその一員として新たな価値を創出したい」と述べています。さらに、コンサルティング事業部の中谷氏も、「業界の発展に寄与できるよう努めてまいります」と意気込みを語りました。