農林水産・食品分野での新たなビジネス創出を目指すオープンイノベーションイベント

農林水産・食品分野でのオープンイノベーション・チャレンジピッチが開催

2025年2月5日、水曜日、東京の京橋エドグランにて「農林水産・食品分野オープンイノベーション・チャレンジピッチ（OIチャレンジピッチ）」が開催されます。このイベントは、経済産業省関東経済産業局と農林水産省の協力のもと、中小機構関東本部が主催するもので、農林水産・食品分野における異分野連携の促進を目的としています。

イベントの目的と背景

OIチャレンジピッチは、農林水産・食品関連の大手企業と中小企業やスタートアップとのマッチングを図り、オープンイノベーションを通じて新しいビジネスアイデアの創出を目指しています。大手企業のニーズを中小企業のシーズに結びつけることで、相互に価値を生み出すことが期待されています。この取り組みは、各企業が異分野のパートナーとの連携を促し、地域企業の新たな挑戦としての機会を提供します。

開催概要

- 日時: 2025年2月5日（水曜日）15:00～17:20
- 場所: 京橋エドグラン29階 (東京都中央区)
- オンライン参加: Microsoft Teams
- 参加資格: 農林水産・食品分野の大手企業のニーズに興味のある中小企業・スタートアップ

参加申し込みは、申込フォームから行うことができ、締切は2025年2月4日正午です。入場にはQRコードが必要となりますので、事前に登録を忘れないようにしましょう。

プログラム内容

当日は以下のプログラムが用意されています：
1. 開会挨拶
2. オープンイノベーション・マッチングスクエアの紹介
3. 大手企業によるニーズの発表（ピッチ）
4. 閉会挨拶
5. ネットワーキング（現地参加者限定）

登壇企業

発表に参加する企業は多岐にわたります。例えば、ウェルネオシュガー株式会社が環状オリゴ糖を利用したイノベーションをテーマに発表し、キユーピー株式会社はパートナーの探索に関する内容を披露します。日本ハム株式会社は食品製造の副産物の有効利用について発表する予定です。

これに加え、オランダ応用科学研究機構（TNO）やartience株式会社といった国際的な企業も参加し、グローバルな視点からの意見交換が期待されています。

OIMSの役割

「オープンイノベーション・マッチングスクエア（OIMS）」では、農林水産業・食品産業に関する共同開発や協業ニーズを発信し、地域企業の新事業創出を支援しています。過去に640件のニーズ発信に対して7,068件の提案があり、1,313件の商談が実施された実績があります。これにより、マッチングを通じた成功事例が生まれてきました。

まとめ

このチャレンジピッチイベントは、農林水産・食品分野におけるイノベーションの起点となる重要な機会です。参加する企業は、新たなビジネスパートナーとの出会いや協業の可能性を模索し、地域経済を活性化するための一歩を踏み出すことが期待されます。オープンイノベーションを活用し、持続可能な未来のビジネスモデルを築くために、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。