知られざるラトビアの魅力
欧州旅行の新たなトレンド
これまであまり注目されてこなかったラトビアが、近年日本人観光客の注目を集めています。ラトビア政府観光局(LIAA)は、2025年の大阪・関西万博を契機に観光プロモーションを強化し、その結果、日本からの訪問者数が前年同月比で44%も増加したことを発表しました。
ラトビアは、バルト三国の一つで、首都リガを中心に観光地が豊富です。特に、リガ旧市街はユネスコ世界遺産に登録されており、美しい建物や歴史的な景観が楽しめます。最近のデータによれば、オンラインでの日本からの検索数も29%増加しており、特に東京や大阪からの関心が高まっています。
EXPO 2025での成功
LIAAのリンダ・ズィエディニャ=エールグレ氏は、「このデータは、ラトビアが日本でのプロモーションに力を入れている結果である」と述べています。また、2025年のEXPOでは、90万人以上がラトビアのブースを訪れ、国としてのポジティブなイメージを確立しました。
多彩な観光体験
ラトビアの観光業は、伝統的なピルツ(サウナ)、豊かな文化遺産、ガストロノミーなど、多岐にわたる魅力を有しています。リガの旧市街を訪れた多くの日本人旅行者は、特に自然や伝統文化に強い関心を示しています。工芸制作のマスタークラスなど、体験型の学びも人気で、参加者は自分の作品を持ち帰ることができます。
これからのラトビアのプロモーション戦略として、ガストロノミーや文化体験をテーマにした観光商品の開発や、BtoB向けの商談会の実施が計画されています。これにより、日本市場での存在感をさらに高めることが期待されています。
今後の取り組み
将来的には、旅行業界向けの商談会やセミナーを通じて、ラトビアの魅力を広めていく方針です。また、現地視察ツアーを実施し、ラトビアの自然や文化を体験する機会を提供することで、参加者に観光商品の開発のヒントを提供します。
さらには、観光フェアやイベントへの出展を行い、来場者にラトビアの魅力を実際に体験してもらう計画も進めています。インフルエンサーを利用したSNSでのプロモーションも予定しており、新しい旅行志向の層へのアプローチを図っています。
ラトビアの魅力を再発見
「ラトビアは美しい海岸線と豊かな文化を有する、ヨーロッパの隠れた宝石です。私たちは、より多くの日本人にその魅力を知っていただきたい」とLIAAはコメントしています。これからのラトビアの旅は、あなたを新たな魅力の世界に誘います。日本での魅力発信に注目してみてください。
【ラトビア政府観光局公式サイト】
https://www.latvia.travel/ja