日米合作ミュージカル『RENT』が再び舞台に!
2024年8月21日から東京・大阪で上演される日米合作のブロードウェイミュージカル『RENT』。この作品は、ニューヨーク・イーストヴィレッジに生きる若者たちの日常を描いた、ロック・ミュージカルの金字塔です。アメリカでは2008年までの12年間、計5124公演が行われ、数々の賞を受賞した名作です。このたび、2024年版の上演に向けて、稽古が進行中です。
豪華キャストが集結!
新たにキャストを迎えた日米合同制作の公演は、26年前に「マーク」役を演じた山本耕史さんが再び同役に挑むほか、モーリーン役にはCrystal Kayさんなど、実力派の海外キャストが揃います。稽古は英語で進行され、アメリカから届いたセットが仮組みされ、まさに本番同様の雰囲気が漂っています。
稽古場の様子
稽古場では、キャストたちの熱気が伝わります。演出家のTrey Ellettは、キャストを効果的に指導していきます。「Happy New Year」や「Rent」などの楽曲が次々と披露され、それに合わせてキャストの動きが洗練されていく姿は圧巻です。特に、ミミ役のChabely Ponceが演出の先導に応じて笑顔を見せるシーンなど、和やかなムードが漂っています。
キャラクターの魅力
マーク役の山本耕史さんやロジャー役のAlex Bonielloさんの息の合った動きは、まさに目を引くもの。特に「Rent」のサビ部分では、二人のアクションが見事に絡み合って、観客を魅了することでしょう。また、コリンズ役のAaron A. Harringtonの低音や、エンジェル役のJordan Dabsonのファルセットも素晴らしく、彼らの歌声は大きな魅力のひとつです。
演出家からのコメント
Trey Ellettは、キャストの才能に感心しながら、「ハッピーな状態で進んでいる」と語ります。特に、山本さんとCrystalさんのパフォーマンスには目を見張るものがあると言います。彼は、国を超えたキャストの絆を感じ取り、初日を迎える日が待ち遠しい様子です。
公演情報
日程は、東京公演が2024年8月21日から9月8日まで、そして大阪公演は9月11日から15日まで行われます。会場はそれぞれ東急シアターオーブとSkyシアターMBS。チケットはS席16,500円から各種あり、全編英語上演で日本語字幕も提供されます。公式サイトでは、詳細な情報が告知されています。
この明るく活気に満ちた稽古場から、どのような作品が生まれるのか、目が離せません。『RENT』の世界観を堪能できるこの機会をお見逃しなく!