向坂くじら新作エッセイ
2024-12-11 11:44:16

向坂くじらの言葉の深淵を探る新エッセイ集『ことぱの観察』が登場

向坂くじらのエッセイ集『ことぱの観察』が発売



2024年12月25日、文芸の世界で注目を集める芥川賞候補作家・向坂くじらによる最新エッセイ集『ことぱの観察』がNHK出版より発刊されます。この作品は、私たちの日常に溢れる言葉の定義や、その意味を掘り下げ、考察したものです。

向坂くじらは、「やさしさ」、「さびしさ」、「好きになる」といった言葉を用いて、他者とのコミュニケーションにおける曖昧さや難しさを探ります。彼女は、単なる言葉の羅列ではなく、それぞれの言葉に秘められた記憶や経験、感情を、深く観察しています。私たちが普段何気なく使う言葉が果たして他者と真に通じているのか疑問を呈し、その答えを求めて試行錯誤を続ける姿が描かれています。

本書は、さまざまなテーマを取り扱い、一篇ごとに異なる観点から言葉を捉え直しています。たとえば、「やさしさ」や「恋」というテーマでは、それぞれの言葉の持つ普遍性と個人性を問いかけ、自身の記憶や体験を交えて独特の視点から描写しています。また、各章の終わりには、著者がその言葉をテーマに書き下ろした詩が収められており、読む者の心にも深い印象を与えます。

向坂くじらは、愛知県名古屋市出身の若き才能で、これまでにも詩集やエッセイを発表し、注目を浴びてきました。彼女の作品には、深い洞察力と独特の感性が表れ、それが多くの読者の共感を呼び起こしています。また、2024年には初小説『いなくなくならなくならないで』が芥川龍之介賞の候補となっており、その活動から目が離せない状態です。

さらに、出版を記念して向坂くじらによる直筆サイン本も販売されることが決定しました。サイン本は数量限定となっており、予約受付が各書店で開始されています。サイン本が欲しい方は、ぜひ予約をお勧めします。

本書『ことぱの観察』は、言葉とその背後にある人間の感情を深く探る新たな試みとして、多くの読者に新鮮な驚きを提供してくれることでしょう。直接的な言葉の意味だけでなく、それらが私たちの心にどのように触れ、影響を与えるのかを考える良い機会になるはずです。

商品情報


  • - 商品名: ことぱの観察
  • - 著者: 向坂くじら
  • - 出版社: NHK出版
  • - 定価: 1,980円(税込)
  • - 発売日: 2024年12月25日
  • - 判型: 四六判並製
  • - ページ数: 272ページ
  • - ISBN: 978-4-14-005754-4

本書のご予約は、各オンライン書店にて行えます。ぜひこの機会に、向坂くじらの新たな言葉の世界に触れてみてはいかがでしょうか。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社NHK出版
住所
東京都渋谷区宇田川町10-3
電話番号
03-3464-7311

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。