ハワイにおける持続可能な観光の新拠点 "マラマ・ステーション"
2022年9月、HISとハワイ州観光局は自然環境と地域文化を大切にする「リジェネラティブ・ツーリズム」の推進を目的として、パートナーシップの協力覚書を締結しました。この取り組みの一環として、旅行者と地域が共に Sustainable な社会を築くための活動を進めてきました。最近、ハワイのLeaLeaラウンジ内に「マラマ・ステーション」が開設され、ますます注目を集めています。
「マラマ・ステーション」の役割
新しく設置されたこのステーションは、ハワイの自然、文化、地域社会について学ぶ場所として、旅行者に向けた様々な展示物が整備されています。さらに、体験を通して「マラマハワイ」の理念を深めるため、2024年11月1日から2025年2月28日まで、以下の4つの施策が行われます。
1. 海洋環境の保護活動
旅行者がハワイのビーチでマイクロプラスチックを手軽に回収できるようにするため、ビーチクリーンキットを無料で貸し出します。地元の環境保護活動を支援するこの initiative に参加し、回収したマイクロプラスチックをマラマ・ステーションで提示した方には、LeaLeaトロリーの1日乗車券が進呈されます。お持ちの方には「マラマハワイ」のアイテムが用意されています。
2. サンゴ礁に優しい日焼け止めの提供
他にも、ハワイのビーチで遊ぶために欠かせないリーフセーフな日焼け止めクリームを提供します。このクリームはメイドインハワイ製品で、地域の経済にも貢献することを目的としています。
3. 現地ツアーのディスカウント
イルカやウミガメのウォッチングやビーチでのカヤックツアーなど、「マラマハワイ」へ貢献しているツアー会社のオプショナルツアーが割引価格で提供されます。申し込み者には、環境問題を楽しく学べる絵本「イルカとカメくんのプラスチック大作戦」がプレゼントされるほか、売上の5%はそれぞれのツアー会社に還元されます。
4. 環境に優しい商品の認識向上
参加者が「マラマハワイ」の非プラスチック製アイテム(エコバッグ、マイボトルなど)を提示することで、新体験ツアー「アロハの心でつながるワイキキ散策」が半額になります。この企画は、観光だけでなく、エコを意識したライフスタイルの普及をも目指しています。
「マラマ・ステーション」の詳細
「マラマ・ステーション」は、毎日午後1時から午後6時までオープンしています。場所は、2201 Kalakaua Avenue, Honolulu のロイヤル・ハワイアン・センター B館3階です。
HISの取り組み
HISは引き続き、ハワイの観光業の発展とともに、地域社会との持続可能な関係を築いていくことを目指します。「マラマハワイ」の思想を広め、旅行者と地域住民の双方に満足度の向上を図りながら、未来へつながる持続可能な旅行を促進するために、さまざまな取り組みを進めていきます。