書道家・武田双雲の個展「武田双雲展 -昇龍-」名古屋開催

武田双雲の個展「昇龍」名古屋で開催

名古屋の松坂屋にて、人気書道家・武田双雲による個展「武田双雲展 -昇龍-」が、5月21日から27日の間に開催されます。この個展では、新作を含む約150点の書作品が展示され、見る人々を魅了します。展覧会は本館8階のART HUB NAGOYA内にある第一画廊とopen galleryの二つのスペースを使い、その迫力をたっぷりと堪能できるようになっています。

武田双雲のアーティストとしての経歴

武田双雲は1975年に熊本で生まれ、東京理科大学を卒業後、NTTに就職しましたが、約3年後に書道家として独立してからは、様々なメディアやイベントに携わってきました。NHKの大河ドラマ『天地人』や、世界遺産「平泉」の題字も手がけており、その作品は多くの人々に親しまれています。また、現代アーティストとしての活動も活発で、2019年にはアートチューリッヒ、2021年から2023年にはボルタ・バーゼルに出展しました。

「昇龍」展の特別な作品群

個展のテーマ「昇龍」とは、武田双雲が表現したい力強さと感動を象徴しています。彼は作品について「人生には様々な出来事があり、必ずしも良いことばかりではありません。しかし、大きな存在が私たちを守ってくれていると感じる瞬間があります。その力強さを、天を舞う昇龍として表現しました」とコメントしています。展示される中には、代表作の「龍(叶)」や「夢(∞)」も含まれており、一つ一つに込められた想いが伝わってきます。

限定イベントも開催

また、5月24日（土）には特別なライブパフォーマンス＆トークショーも予定されています。このイベントでは、武田双雲が作品の背後にある理念や制作過程について語り、観客との交流も楽しむことができます。さらに、5月25日（日）には美文字セミナーも開催予定ですが、こちらは事前申し込み制となりますので、注意が必要です。