ブルーの灯りがともる
2025-06-10 14:21:50

「世界難民の日」にブルーの灯りがともる全国イベントのご紹介

6月20日「世界難民の日」に向けた全国的な取組



毎年6月20日の「世界難民の日」は、世界中の難民に対する理解と支援を促進するために設けられています。今回、日本におけるこの特別な日に合わせて、国連難民高等弁務官(UNHCR)の駐日事務所が主導する形で、全国67カ所のランドマークでブルーライトアップを行い、さらに6か所で「こいのぼり」を掲揚するという大規模なイベントが計画されています。

ブルーの光で示す連帯の意



このブルーライトアップは、難民問題に対する国民の関心を高めることを目的としています。青色は、平和、希望、そして難民支援の象徴とされています。東京都庁や東京スカイツリーをはじめとする主要な都市のランドマークが、青い光に包まれることで、故郷を追われた人々を思い、共に生きる未来に向けた希望を届けることが期待されています。

例えば、北海道ではさっぽろテレビ塔や札幌市時計台がこのイベントに参加し、岩手県や宮城県、福島県などの風景もブルーに染まります。全国各地で多くの人々がこの取り組みに関わっており、地元のコミュニティも非常に積極的に関与しています。

こいのぼり掲揚で広がる思い



また、全国6か所での「世界難民の日こいのぼり」の掲揚も予定されています。これらのこいのぼりは、青空に泳ぐことで、難民に対する希望と支援のメッセージを届ける役割を果たします。青色の光と共に、このイベントを通じて私たちは共感し、連帯を示すことができます。

SNSでの参加を呼びかけ



さらに、イベントをさらに盛り上げるために、SNSを活用した参加方法も提案されています。参加者は、ブルーに染まる街の風景やこいのぼり、そのほかの日常の中の「ブルー」を撮影し、「#難民とともに」というハッシュタグと共に投稿してください。あなたの投稿が、遠くにいる誰かの希望に繋がるかもしれません。

「世界難民の日」の意義



「世界難民の日」は、2000年に国際連合によって制定され、難民の保護と支援への国際的な関心を高めることを目的とします。この日を通じて、私たちは難民問題について考え、連帯の意を示すことが求められています。この取り組みは、さまざまな団体や地方自治体、そして市民が一体となって行動を起こす機会を提供します。

最後に



UNHCRは、1950年に設立され、難民や国内避難民、無国籍者などを国際的に保護・支援するために活動を行っています。その活動は、世界130か国以上に及び、1954年と1981年にノーベル平和賞を受賞した実績があります。このような背景を持つUNHCRの取り組みに、私たちも参加し、共に生きる未来を築いていきたいものです。ぜひ、あなたも「世界難民の日」に視点を向け、様々な形で参加してみてください。


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会社情報

会社名
UNHCR駐日事務所
住所
東京都港区南青山6-10-11ウェスレーセンター3F
電話番号
03-3499-2011

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