#東京都 #港区 #展覧会 #国宝 #根津美術館

根津美術館 2026年度展覧会スケジュール

東京・南青山に位置する根津美術館が、2026年度の展覧会スケジュールを発表しました。美術館は、著名な実業家である初代根津嘉一郎が蒐集した古美術コレクションを基に、二代根津嘉一郎によって開館されました。そのコレクションは、絵画、彫刻、陶磁器など多岐にわたり、現在では国宝7件、重要文化財93件を含む約7600点が収蔵されています。

2026年度も引き続き、個性的な展覧会が目白押しです。以下、主要な展覧会の日程やテーマをご紹介します。

1. 開館85周年記念特別展「光琳派」

• - 開催期間: 4月11日（土）～5月10日（日）

この特別展では、国宝「燕子花図屏風」を中心に、尾形光琳の弟子たちの作品を展示します。彼らの創作によって生まれた独自のスタイルを新たに掘り下げ、琳派の歴史に光を当てる内容となっています。また、クリーブランド美術館所蔵の「燕子花図」との競演も見逃せません。

2. 企画展「はじめての古美術鑑賞」

• - 開催期間: 5月30日（土）～7月12日（日）

古美術の専門用語をわかりやすく解説し、興味を持って鑑賞できるように工夫されています。特に、絵画や工芸作品に使われた文字に注目し、それらに託された意味を探る機会を提供します。

3. 除館期間と企画展「焼き物名品紀行」

• - 休館: 7月13日（月）～8月14日（金）

全館休館後、8月15日（土）からは「焼き物名品紀行」と題し、中国、日本、朝鮮半島の陶磁器の魅力を紹介します。特に約2300点の収蔵品の中から厳選した名品が展示される予定です。

4. 特別展「舞楽装束」

• - 開催期間: 10月24日（土）～11月23日（月・祝）

日本の古典芸能である舞楽の発展を、装束や絵画を通して探ります。舞楽の歴史やその魅力に触れられる貴重な機会です。

5. 企画展「彫る漆」

• - 開催期間: 12月5日（土）～2027年1月17日（日）

漆を使った様々な表現技法を特集。彫漆や鎌倉彫など、東アジアの漆工芸技術を紹介します。

6. 企画展「根津美術館の仏像コレクション」

• - 開催期間: 2027年1月30日（土）～3月28日（日）

根津美術館が誇る仏像コレクションを通じて、日本の仏教美術の奥深い世界に触れることができます。

美術館の展示室では、これらの展覧会に加え、仏教美術や青銅器も展示され、来館者は多様な美術品に触れることができる充実した内容となっています。

また、美術館内には隈研吾氏設計のカフェやミュージアムショップもあり、作品を鑑賞した後のひと時を楽しむことができます。

訪問情報

• - 住所: 東京都港区南青山 6-5-1
• - アクセス: 表参道駅から徒歩8分
• - 営業時間: 午前10時～午後5時（最終入館30分前）
• - 入館料: 特別展1500円、企画展1300円（一般）

盛りだくさんの展示が待っている根津美術館で、2026年度の文化的な旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。美術館が皆様の訪問をお待ちしています！

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 港区 展覧会 国宝 根津美術館

Wiki3: 東京都 港区 展覧会 国宝 根津美術館