COP30での「SPACECOOL」の挑戦、地球環境を守る革新技術の展開
2025年11月、ブラジルのベレンで開催される国連気候変動枠組条約第30回締約国会議(COP30)において、SPACECOOL株式会社が注目を浴びています。東京・港区に本社を置くこのスタートアップは、環境省の設置する「ジャパン・パビリオン」において、革新的な放射冷却素材「SPACECOOL」を披露します。これは、気候変動対策における新たな一歩です。
「SPACECOOL」の特長と機能
SPACECOOLの最大の特長は、熱を宇宙に逃がすことによるゼロエネルギー冷却です。直射日光をブロックし、熱吸収を抑えるだけでなく、大気の窓という特定の赤外線波長帯を利用して、外気温よりも温度を下げることが可能です。この技術は、カーボンニュートラル社会の実現に貢献すると期待されています。
放射冷却素材により、建物や屋外インフラ、さらには人や動植物にも応用でき、エネルギー消費やCO2排出量の削減、大気環境の改善に繋がるのです。特に、暑熱地域においては、Heat Stress(熱ストレス)の軽減が期待されており、持続可能な生活環境の実現に寄与します。
日本のパビリオンにおける展示
今回の出展は、これまでに行われたCOP27、COP28での実地展示や、COP29でのバーチャル展示に続く、4回目の参加となります。これにより、SPACECOOLは国内外の関心を集めています。また、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、中東地域、東南アジアでの取り組みを加速させ、地域パートナーとの協力を強化する方針です。
業界の注目を集めるスタートアップ
SPACECOOL株式会社は、2021年4月に設立されたクライメートテックスタートアップです。自然界の放射冷却現象を技術化し、従来技術では実現できなかった日中のゼロエネルギー冷却を可能にする素材を開発しました。この技術が、地球温暖化対策におけるゲームチェンジャーになると期待されています。
まとめ
COP30に参加することで、SPACECOOLは世界の環境問題解決に向けた努力に貢献し、さらなる関心を集めています。これを機に、放射冷却の技術が広がり、持続可能な社会構築に寄与することが期待されます。
詳しい情報はジャパン・パビリオンの公式サイトやバーチャル展示ページで確認できます。