新連載『カリカチュア・カウンセラー』配信開始
コミックスマート株式会社が手がける新たなプロジェクト、『カリカチュア・カウンセラー』が、2023年12月30日よりマンガアプリ「GANMA!」にてスタートします。この作品は、独自の視点で心の闇を描いたサイコスリラー・ダークコメディです。
作品の概要
主人公は、ただの心理カウンセラーではありません。彼女の名前はレア。人の表情や言動から「化け物」に見えるという特異な能力を持っています。この特殊性から、彼女は数々のトラブルに巻き込まれることになります。特に印象的なのは、何気ない出来事が原因で偶然殺人を犯してしまうシーン。この出来事が、彼女の運命を一変させてしまいます。
物語は、レアがどのようにしてその状況と向き合い、また解決していくかを描きながら、彼女が抱える心理的な葛藤や、人間関係のもつれなどを深く掘り下げます。作品には、「何故人間が化け物に見えるのか?」や「死体が消える」という謎が伏線として張られ、読者はいかなる結末へと導かれるのか、目が離せません。
また、作品タイトルに含まれる「カリカチュア」についても注目が集まっています。グロテスクに誇張された人物像を意味するこの言葉は、まさにレアの特異な視点を示しているとも言えます。
優れた制作陣の結集
『カリカチュア・カウンセラー』の原案を手がけるのは、テレビ業界で数々の成功を収めたプロデューサーの青野華生子さん。彼女は、数々の受賞歴を持つ才能豊かなクリエイターです。脚本は、「タコヤキゲーム」名義で知られる安藤奎さんが担当し、今回がマンガ初挑戦となります。加えて、作画は宙乃勿子先生が手がけ、彼らのタッグによる新たな作品が誕生しました。
青野さんは、「カウンセラーという職業に興味があり、人間の悩みを描くことで風刺の効いたダークコメディを実現したい」と語っています。一方のタコヤキゲームさんも、作画との絶妙なコラボレーションを楽しみにしています。
読者へのメッセージ
この作品は、ただの治療劇に留まらず、人間の内面の闇や葛藤を描くことで、異なる視点からのキャラクター描写が魅力です。また、ホラーとコメディの絶妙なバランスが、読者に新しい感覚を提供します。担当編集者によると、「会話やキャラクターの化学反応が不穏なテーマの中にあっても、笑いが生まれる」とのこと。
新しいマンガ体験を求める方々は、ぜひ『カリカチュア・カウンセラー』をお楽しみください。作品は12月30日から隔週月曜日に配信されますので、スケジュールをお見逃しなく!