アーガイル・ダイヤモンドの魅力を再発見！希少なコレクション内覧会開催

アーガイル・ダイヤモンドの内覧会開催

世界的に評価されているアーガイル・ピンクダイヤモンドの内覧会が、2020年のテンダーコレクションとして開催されます。このイベントは、リオティント社が提供する希少なダイヤモンドの販売会で、日本の文化の「一期一会」をテーマに掲げています。特にアーガイル鉱山から生まれるピンクダイヤモンドは、その美しさと希少性から多くのジュエリー愛好家にとって憧れの存在です。

アーガイル鉱山は、西オーストラリア州イースト・キンバリー地域にあり、ここで生産されたダイヤモンドは世界中に供給されています。この鉱山は2020年末に生産を終了する予定であり、今後この希少なダイヤモンドが手に入らなくなることを考えると、内覧会は特別な意味を持つと言えるでしょう。

ジュエリー業界への影響

1983年に生産を開始したアーガイル鉱山は、1980年代後半に多くの日本のジュエリーデザイナーたちによってその魅力が引き立てられました。特にピンクダイヤモンドが日本で恋と愛の象徴として受け入れられたことで、その人気はかつてないほどの高まりを見せました。現在では、ピンクの淡い色合いや希少な赤いダイヤモンドを含め、多くの人々に愛され続けています。

2020年のテンダーコレクション

2020年のアーガイル・ピンクダイヤモンド・テンダーには、62のダイヤモンドが選ばれた歴史的なコレクションが出品されています。この中には特に価値の高い「ヒーロー」と呼ばれる主役級のダイヤモンドが含まれています。その美しさと稀少性から、これらのダイヤモンドはダイヤモンド史に名を刻む存在となっています。

- アーガイル・エタニティー (Argyle Eternity™): 2.24カラット、ラウンド・ブリリアント・カット、ファンシー・インテンス・パープリッシュピンク
- アーガイル・イーサリアル (Argyle Ethereal™): 2.45カラット、スクエア・ラディアント・カット、ファンシー・インテンス・パープルピンク
- アーガイル・サクラ (Argyle Sakura™): 1.84カラット、ペアーシェイプ・カット、ファンシー・ビビッド・パープリッシュピンク
- アーガイル・エムリーズ (Argyle Emrys™): 0.43カラット、プリンセスカット、ファンシー・ディープ・グレイッシュバイオレッティシュブルー
- アーガイル・スカイラー (Argyle Skylar™): 0.33カラット、ハートシェイプ・カット、ファンシー・ダーク・グレーバイオレット
- アーガイル・インフィニテ (Argyle Infinité™): 0.70カラット、オーバルシェイプ・カット、ファンシー・ダーク・バイオレットグレー

また、内覧会では「プチ・スイート」と名付けられた小型のダイヤモンドセットも展示され、その総重量は13.90カラットに達します。これらは5年間の歳月をかけ、慎重に収集された貴重な宝石です。

バーチャル内覧会

新型コロナウイルスの影響により、2020年のアーガイル・ピンクダイヤモンド・テンダーの内覧会は限られたお客様向けにバーチャル形式で開催されています。今後、このコレクションはアーガイル鉱山を皮切りに、オーストラリアのパース、シンガポール、アントワープへと巡回していく予定です。入札の締め切りは12月2日までとなっています。

アーガイル・ダイヤモンドの儚い美しさを感じるこの特別な機会をお見逃しなく！

詳しい情報は、日本語版Facebookや日本語版Twitterでもご覧いただけます。