埼玉農業大賞受賞
2024-11-21 13:26:44

埼玉農業大賞で革新技術を評価された第一実業のイチゴ苗生産

埼玉農業大賞で革新技術を評価された第一実業のイチゴ苗生産



埼玉県が主催する埼玉農業大賞の「革新的農業技術部門」で、第一実業株式会社が名誉ある大賞を受賞しました。2024年11月16日、埼玉県で行われた「2024彩の国食と農林業ドリームフェスタ」の開催記念式典において、大野元裕埼玉県知事から表彰状が授与されました。この受賞は、埼玉県内の農業界における重要な出来事であり、特にテクノロジーを活用することで、地域農業の振興へとつながることが期待されています。

埼玉県農業大賞とは


埼玉県農業大賞は、地域に貢献する優れた農業者や企業を表彰する制度です。農業者が実践する模範的な経営や地域活性化への貢献を評価するもので、「革新的農業技術部門」では特に新しい技術を取り入れた農業モデルが大きく影響を与えるとされています。このような背景から、第一実業の受賞は、その取り組みがしっかりと評価された結果と言えます。

受賞の理由とその技術


第一実業が行っているイチゴ苗の生産は、管理された閉鎖型施設において行われています。ここでは、一般的な手法に比べ、数百倍の速度でイチゴ苗を増殖することが可能です。この「メリクリーン苗」と名付けられた技術は、生産者にとっての育苗作業の負担を軽減し、輸送効率にも優れています。これにより、優良なイチゴ苗を安定的に供給することができ、埼玉県育成品種の生産の拡大にも寄与すると見込まれています。

さらに、この技術は単に生産の迅速化だけでなく、設備投資や労力の削減にも直結しています。農業経営における様々なコストを抑えてくれるため、多くの農業者に支持される理由となっています。

メリクリーン苗の生産プロセス


メリクリーン苗の生産は、特別な方法で行われます。具体的には、イチゴのランナーの先端から若葉を取り、新しい生長点と呼ばれる微細な細胞を採取します。この細胞を専用の培地に移植し、発育させるという「生長点培養」という工程を経て、一株の小さな苗が育成されます。そして、第一実業はこのプロセスに「液体培養法」を採用しているため、他の一般的な「固形培養法」に比べて、数百倍の効率で高品質な苗を生産できるのです。

これは、農業における新たな可能性を示すアプローチであり、技術革新がどのように地域の農業に貢献するかを深く考えさせられる内容です。
このようなおかげで、イチゴ栽培を行う農業者にとっては大きな助けとなります。これからの埼玉県のイチゴ産業における成長が期待されるところです。

詳細は、第一実業ベリーズファームの公式サイト(こちら)で確認できます。


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会社情報

会社名
第一実業株式会社
住所
東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地御茶ノ水ソラシティ17階
電話番号
03-6370-8691

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