榎本美沙が提案する新たな甘酒体験とその魅力とは

料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんが生み出した新しい甘酒、特に注目されているのはその見た目が真っ黒な『黒麹甘酒』と、調味料としても使える『濃縮甘酒』です。これはただのドリンクではなく、発酵食品の新たなスタイルを提示するものとなっています。

斬新な黒麹甘酒の魅力

『黒麹甘酒』は、一目見た瞬間にその特異な色合いに驚かされます。しかし、その独特の見た目とは裏腹に、飲むと甘酸っぱくてフルーティな味わいが広がります。黒麹菌が生み出すクエン酸によって加わるほどよい酸味は、まるでグレープフルーツのような爽やかさを感じさせます。この甘酒は、甘さが苦手な方や元気を出したい方に特におすすめ。直接飲むのはもちろん、凍らせてシャーベットにしたり、スムージーに加える、さらにはカレーに添えたりと、使い方は多岐にわたります。

調味料としての新たな活用

榎本美沙のもう一つの新作、『濃縮甘酒』は、ただ飲む基準ではなく、砂糖代わりに使用できる新しいタイプの甘酒です。その濃度と甘みのバランスは絶妙で、さまざまな料理で自然な甘さを引き出します。例えば、砂糖を使わずにアイスやお菓子を作るために活用したり、ジャムに利用したりもできます。『濃縮甘酒』は、新たな料理の可能性を広げてくれることでしょう。

黒麹のこだわり

榎本さんが使う黒麹は、名古屋にある『みやもと糀店』のもので、農薬を抑えて育てた愛知県産の米が使用されています。この杜氏の技術と素材へのこだわりは、甘酒の味わいと共に、手間ひまかけた良質な製品を生み出しています。

ブランド「tsumugi-te-」の誕生とその想い

榎本美沙がプロデュースするブランド『tsumugi-te-』は、2024年1月に設立されました。ブランド名は“紡ぎ手”を意味し、良いものを作り、人と人をつなげ、次の世代へとつなげたいという願いが込められています。このブランドの新商品は、発売開始から短期間で完売するなど、その人気は急上昇しています。

発酵食品の可能性

榎本美沙による新たな甘酒の試みは、ただの飲食物に留まらず、食文化自体を一新する可能性を秘めています。甘酒の新しい楽しみ方を広げることで、多くの人々に発酵食品の魅力を伝え、日常生活の中に取り入れてもらいたいという思いを感じます。

このような榎本美沙の発酵への情熱と、新たな甘酒の魅力は、今後ますます注目を集めることでしょう。ぜひ、彼女の提案する新たな甘酒体験を試してみてください。そして、あなたの生活に発酵食品を取り入れて、より健康的で美味しい食生活を送ってみてはいかがでしょうか。