HearstLabがMamaWellに出資
女性起業家を支援するために活動している「HearstLab(ハーストラボ)」が、日本での第二号投資先として株式会社MamaWell(ママウェル)に出資したことが発表されました。MamaWellは、妊娠中の女性が安心して働き続けられる環境を整えることを目的に事業を展開しています。
HearstLabとは
HearstLabはアメリカ・ニューヨーク州に本社を置き、女性起業家に焦点を当てたスタートアップ企業への投資を行っています。その活動は、株式会社ハースト婦人画報社とその親会社である米国ハーストによって展開されており、今回のMamaWellへの出資は日本国内における第二の取り組みとなります。
MamaWellのミッション
MamaWellの使命は「女性の生涯における健康をエビデンスに基づいてサポートする」ことです。この会社は、妊娠・育児期の女性に特化したデジタルヘルスケアプラットフォームを提供しており、パーソナル助産師による健康管理サービスを提案しています。妊娠は女性にとって非常に重要な時期であり、医学的なサポートのみならず、心理的なサポートも併せて提供することで、安心して働ける社会の実現を目指しています。
MamaWellの成長と展望
MamaWellの代表取締役である関まりか氏は、「当社では、パーソナル助産師とデジタルヘルスデータを組み合わせた健康管理支援サービスを提供しています。現在、全国140社以上の企業や健康保険組合、渋谷区や品川区などの自治体に導入されています。必要な方にサービスを提供するため、今後も成長し続けていきます」と述べています。
HearstLabの期待
HearstLabの日本カントリーマネージャーである土川純代氏は、MamaWellのサービスが母親が自分らしく働きながら新しい命を迎え育てる挑戦を支える重要なものであると語ります。関さんのリーダーシップとチームの努力が、多くの女性と家族の未来を明るく拓いていくと信じていると期待を寄せています。
世界的な女性起業家支援
HearstLabは、設立以来、80以上の女性主導のスタートアップ企業に投資しており、これらの企業の総評価額は265億ドルを超えています。彼らは、女性起業家の持続可能かつ拡張性のある事業構築を支援することで、ベンチャー資金調達における男女間の格差をなくすことを目指しています。
まとめ
HearstLabのMamaWellへの出資は、妊婦支援の重要性を再認識させる契機となるでしょう。女性が安心して働きながら新しい生命を迎えるための社会作りが、今後ますます求められています。このような取り組みは、女性起業家たちの未来を一層明るく照らすものとなるでしょう。
公式ウェブサイト:
MamaWell
HearstLab
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