情報漏洩防止策
2016-05-31 14:05:53
日立ソリューションズが新たな情報漏洩防止策を発表、サイバー攻撃に立ち向かう
日立ソリューションズが手掛ける新たなセキュリティソリューション
近年、企業や組織が抱える情報漏洩のリスクが増大しており、サイバー攻撃の手法も高度化しているため、企業側が有効な対策を講じることが求められています。この状況を受けて、日立ソリューションズとBBSecが共同で開発した新しいセキュリティソリューションが注目を集めています。本ソリューションは、マシンデータ利活用基盤「Splunk」とPalo Alto Networksの次世代ファイアウォールを連携させ、迅速に情報漏洩のリスクを軽減することを目的としています。
情報漏洩リスクの現状
世界中でサイバー攻撃の手法が進化し、企業の機密情報や個人情報が狙われるリスクが高まっています。特に、標的型攻撃による情報漏洩は、その手法の巧妙さから防ぎにくくなっています。攻撃者はシグネチャベースのセキュリティ対策を巧みに避け、新たな手法で企業システムに侵入を試みるケースが増えています。これに対応するためには、リアルタイムでの通信監視強化が不可欠です。
新ソリューションの構成
新たに発表されたこのセキュリティソリューションでは、以下の特徴があります:
1. 迅速な通信の解析: Splunkを用いて、企業内の様々なログ(通信、認証、セキュリティログなど)を集中管理し、過去のパターンを基に情報漏洩リスクのある通信を迅速に検出します。
2. 即時遮断機能: 危険な通信が見つかった際には、Palo Alto Networksの次世代ファイアウォールを使用し素早く該当する通信を遮断します。
3. 24/365の監視体制: BBSecの専門チームが、遮断された通信を常に監視するとともに、必要に応じて迅速に復旧し業務への影響を最小限に抑えます。
4. 未知の脅威への対応: BBSecが提供するモダンマルウェア検知サービスを利用して、未確認のマルウェアに対しても対応することが可能です。
企業へのメリット
この新しいソリューションを採用することで、企業は情報漏洩のリスクを大幅に軽減できるだけでなく、業務活動への影響を最小限に押さえることができます。特に、誤って業務に必要な通信が遮断されてしまうリスクを減らすことができるため、従業員の作業効率も保たれます。
また、提供されるサービスは個別見積もりに基づいて、企業のニーズに合わせて柔軟に対応可能である点も重要です。
今後の展望
日立ソリューションズとBBSecは、継続的に両社の技術を統合し、高度なサイバー攻撃に対抗するためのソリューションを進化させていく予定です。エンドユーザーである企業が自信を持って業務を継続できるよう、強固なセキュリティ体制の構築を目指します。
まとめ
今日の厳しいセキュリティ環境において、企業は高い信頼性を維持しつつ、情報漏洩リスクをしっかり管理する必要があります。新たに提供されるこのセキュリティソリューションは、そのための強力な味方となるでしょう。今後も日立ソリューションズ及びBBSecからの新しい技術に注目です。
会社情報
- 会社名
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株式会社ブロードバンドセキュリティ
- 住所
- 東京都新宿区西新宿8-5-1野村不動産西新宿共同ビル4F
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