新たな可能性を開く、エックスサーバーの無料VPS
エックスサーバー株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役 小林 尚希)は、2025年7月10日に国内初となる完全無料のVPS(仮想専用サーバー)サービス『XServer VPS』を開始しました。このサービスは、Webアプリ開発やAIツールの試用など、さまざまなニーズに応じて、高性能なVPS環境をコストなしで体験できる新しい選択肢を提供します。
サービス導入背景
ここ数年、クラウド環境や仮想サーバーの利用が、法人だけでなく個人の開発や学習にも広がりを見せています。特に、生成AIの普及に伴い、「自分でもAIアプリを開発してみたい」といった需要が急増しています。『XServer VPS』は、こうしたユーザーの期待に応える形で、完全無料のVPSを提供する運びとなりました。
完全無料VPSの詳細
『XServer VPS』は、本格的な操作性を持ちながら、完全に無料で利用できるVPSサービスです。メモリ構成は2GBまたは4GBから選べ、利用目的に応じた柔軟な活用が可能となっています。特に、テスト環境や検証環境としての使用はもちろん、本格的な利用を検討している方々にとっても、気軽に試すための理想的な選択肢となります。
スペック概要
- - 料金: 完全無料
- - 提供開始日: 2025年7月10日
- - メモリ: 2GB / 4GB
- - CPU: 2コア / 3コア
- - ディスク: 30GB
- - ネットワーク: 30Mbps
- - XServerのサブドメイン: 利用可
- - イメージ保存: 利用不可
- - 契約更新: 手動での更新
- 2GB構成: 4日ごと
- 4GB構成: 2日ごと
さらに、詳細な仕様は公式サイトで情報を得ることができます。
無料VPSの特長
1. 国内初の完全無料VPS
初期費用や月額費用が一切不要で利用できるため、国産の安定した高性能VPS環境を、費用を気にせず体験できます。
2. 多彩なOSとアプリイメージの選択
この無料VPSでは、AIアプリケーション構築に適した「Dify」をはじめ、50種類以上のOSやアプリイメージを選択可能です。お申し込みと同時に自動で環境が構築されるため、開発や検証にすぐに取りかかることができます。
アプリイメージ例
- - Dify: 手軽に高度なAIアプリケーションを開発できるプラットフォームです。
- - Supabase: PostgreSQLを基盤としたフルスタックのバックエンドサービスで、認証やリアルタイムDBなどの機能を提供します。
3. 無料で利用できるドメイン機能
追加費用なしで専用のサブドメインURLが発行できるため、独自ドメインを取得することなくVPS環境をフル活用できます。
『XServer VPS』の実績
『XServer VPS』は、国内シェアNo.1のレンタルサーバー『エックスサーバー』が提供するサービスです。2022年9月からのサービス開始以来、利用件数は3万件を超えており、2025年には大幅なスペックアップも実施されました。この進化により、AI開発においても十分な処理能力を持つVPS環境が整いました。
会社概要
エックスサーバー株式会社は、大阪府大阪市北区に本社を構え、2004年に設立されました。クラウドインフラやWebアプリケーションシステムの開発など、様々なインターネット関連サービスを手掛けています。
— エックスサーバー公式サイト:
xserver.co.jp