組織力向上に向けた新たな試み!
2025年6月21日から8月31日まで、一般社団法人教育コミュニケーション協会が主催する「コミュニケーション力育成講座」が開催されます。これは、賃上げの壁と深刻な人手不足に直面する現代企業において、従業員のパフォーマンスを引き出し、持続可能な職場環境を創出することを目的としています。
講座開催の背景
Imperial Data Bankの最新調査によれば、2025年の夏季賞与支給における企業の厳しい実情が見て取れます。多くの企業が賞与を支給する意向を示す一方で、増額を見込む企業は33.7%にとどまり、前年に比べ大幅に下降しています。その原因は物価高騰や業績の不透明感。経営者たちはこの困難な状況で従業員を支え、賃上げを実現するための新たなアプローチを模索しています。
このような経営環境のもと、多くの企業が直面する人手不足の実態も深刻です。正社員が不足している企業は51.4%に達しており、人員不足で成果を最大化するためには業務効率の向上が不可欠です。しかし「伝えたつもり」と「伝わったつもり」のズレが多くみられ、コストの無駄を生む要因となっています。
コミュニケーション力の重要性
木暮太一氏は67冊の著作を有する言語化コンサルタントであり、この講座の講師としても知られています。彼は、職場での「言葉のズレ」が生産性を低下させる壁であり、この問題を解決することが企業の成長につながると強調します。
「厳しい経営環境において、社員一人ひとりのパフォーマンスの最大化が求められます。しかし、コミュニケーションにおける曖昧さが業務の手戻りや誤解、モチベーション低下を引き起こし、結果として企業にとっての大きな損失となっています。この悪循環を断ち切ることで、組織全体の力を引き出すことが可能です」と木暮氏は語ります。
悪循環の解消に向けた取り組み
多忙な職場環境や「聞いても仕方ない」といった諦めの雰囲気が、心理的安全性の欠如につながり、従業員が自己判断で行動する原因となります。この状況を打開すべく、質の高いコミュニケーション技術を育成することが重要です。
本講座で得られるスキル
この講座では、企業が抱える賃上げや人手不足に対応するための具体的なスキルを学ぶことができます。木暮太一氏が提唱する「言語化の技術」を実践的に習得し、職場の無駄を排除し、業務効率を大幅に改善することを目指します。
具体的に学べる内容
- - 曖昧な指示を具体化し、業務の無駄を削減するスキル
- - 確実に成果を上げるための報告・連絡・相談テクニック
- - 部下のパフォーマンスを引き出す伝わる指導法
- - 意見交換が活性化する職場環境の醸成方法
- - 従業員エンゲージメントを高め、離職率を減少させるアプローチ
組織全体のコミュニケーション不全を根本的に解決し、業務効率化を図ることで、隠れコストを大幅に削減します。持続的な成長の基盤が築かれ、人手不足時代においても企業の競争力強化に寄与することでしょう。
開催概要
- - 講座名: コミュニケーション力育成講座
- - 講師: 木暮太一(言語化コンサルタント)
- - 開催期間: 2025年6月21日(土)~8月31日(日)
- - 形式: オンライン / 一部リアル会場(予定)
- - 対象: 企業の管理職、人事担当者、チームリーダー
参加申し込みや詳細については、公式サイトをご覧ください。
【詳細・申込方法】
教育コミュニケーション協会
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