NTTデータカスタマサービス、RFID導入で棚卸業務を大幅効率化！

RFID導入がもたらす効率化

NTTデータカスタマサービス株式会社中国支社ロジスティックセンタが、新たにRFID備品管理システム「タグ衛門」を導入し、棚卸業務の効率化に成功しました。このシステム導入により、社内備品の棚卸作業が年間10回、各4時間かかっていたものが、年1回・2.5時間で完了。驚くべき82.5％の作業時間削減を実現しました。

背景と課題

従来、同センタではマンパワーを使ってすべての入出荷管理を行っており、ヒューマンエラーや生産性向上の課題を抱えていました。そんな中、業務の自動化を目指してRFIDシステムの導入を決断。「タグ衛門」はそのニーズに完璧に応える柔軟性を持っています。

導入プロセスと作業フロー

「タグ衛門」の導入プロセスは次の通りです：
1. RFIDタグの保管 - 各棚のバインダーに収納。
2. 物品とタグの持ち出し - 必要な物品と棚のタグをセットで持ち出す。
3. 使用後のタグ管理 - 使用済みのタグを「持ち出し済みカゴ」に入れる。
4. データ管理 - 「タグ衛門」で使用済み物品を一括登録。

初期には、タグのまとめ保管により読み取り精度が下がる問題も発生しましたが、NTTデータの担当者とハイエレコンのチームが連携し、バインダーでの個別管理に切替えました。結果として、読み取り精度が大幅に向上しました。

導入の効果

導入後の効果は次の通りです：

- 年間棚卸回数を10回から1回へと大幅に減少させ、業務負担が軽減。
- RFIDシステムにより、作業は迅速化されて正確性も向上。
- 定常的にかかわる人員を最小限に抑えられたことで人件費が削減され、コスト構造が大幅に改善される結果となりました。

RFID備品管理システム「タグ衛門」の魅力

「タグ衛門」は、RFIDタグを一括で読み取り、棚卸業務を短時間で完了させることが可能なパッケージソフトです。これにより、面倒な棚卸業務からの解放を実現し、導入の容易さも魅力。環境配慮にも対応したペーパーレスシステムが実現されており、未来の社会に貢献する存在となっています。

会社情報

NTTデータカスタマサービス株式会社は、全国約200拠点を持つ企業であり、システムの企画から運用まで一貫して提供しています。この強力なサポート体制が、地域密着型のサービスを支える基盤となっています。なお、株式会社ハイエレコンは広島を拠点に、IT戦略のサポーターとして活動しており、お客様のニーズに合わせた様々なソリューションを提案しています。

RFIDシステムは今後ますます重要性を増すでしょう。特に、棚卸作業の効率化は、多くの企業にとって喫緊の課題の一つです。「タグ衛門」を活用することで、業務の改善に寄与できるでしょう。詳しい情報については、NTTデータカスタマサービス株式会社の公式サイトを訪れてみてください。