第31回「日韓国際環境賞」の募集が開始
毎日新聞社は、第31回「日韓国際環境賞」への応募受付を開始しました。この賞は、環境保全や持続可能な社会の構築、地球温暖化対策に優れた貢献をした個人や団体、企業、そして地方公共団体に向けて贈られます。
日韓国交正常化60周年の意義
本年は日韓国交正常化が60年を迎える重要な年です。日韓国際環境賞は、1995年に日韓国交正常化30周年を記念して設立され、毎日新聞社と韓国の朝鮮日報社が共同で取り組んできました。この賞は、東アジア地域の環境保護と持続可能な経済発展を目指しています。表彰式は日本と韓国で交互に開催され、2025年には東京都内で行われる予定です。
審査委員と受賞者の紹介
2024年の第30回「日韓国際環境賞」の受賞者には、神奈川県相模原市にあるNPO法人Class for Everyoneが選ばれ、「木炭蓄電池を用いた地産地消型エネルギー供給モデルを作る環境教育プログラム」が評価されました。受賞式では、木炭を用いたワークショップの様子が紹介され、多くの参加者が集まりました。
審査委員には、東京大学大学院の栗栖聖准教授や、三井住友信託銀行の三宅香共同代表、東京事務所長の桃井貴子さんなどが名を連ねています。特に毎日新聞社の主筆が審査委員長を務め、客観的な視点で受賞者を選定します。
応募対象と基準
応募できるのは、地球環境保全や脱炭素社会の実現に向けて優れた取り組みを行っている個人、団体、企業、地方公共団体など多岐にわたります。受賞者は日本や韓国に限らず、海外の企業や団体のプロジェクトも対象となります。特に以下の要素や基準を満たす応募に注目が集まります:
- - 環境問題解決を目指す斬新な活動や商品開発
- - 地域社会の環境問題の改善への寄与
- - 脱炭素社会実現や循環型社会の構築に向けた実践活動
応募方法と締切
応募希望者は、公式ホームページから所定の応募書をダウンロードし、必要事項を記入の上、指定メールアドレス(
[email protected])まで送信する必要があります。応募締切は8月27日(水)の午後6時です。受賞者には賞金1万ドルが贈られ、良い活動が広く紹介される機会となります。
主催・後援
この賞は、毎日新聞社と朝鮮日報社が主催し、外務省、環境省、経済産業省、在日大韓民国大使館などが後援しています。また、阪急交通社が協賛として参加しています。
お問い合わせ
その他の詳細やご質問は、毎日新聞社「日韓国際環境賞」事務局までお問い合わせください。メールアドレスは
[email protected]です。日韓双方の持続可能な未来に貢献する皆様の応募をお待ちしています!