テラドローンが関西万博に登壇
2025年7月31日、大阪・関西万博にて「Fortune Favors the Bold: Enabling the Start-Up Ecosystem」と題したビジネスイベントが開催されました。このイベントは、サウジアラビア王国館で行われ、テラドローン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹)が特別に招かれました。テラドローンは、日本のスタートアップ企業の成功事例として紹介され、同社の事業展開に関する講演を行いました。
イベントの目的と背景
本ビジネスイベントは、国際的な舞台でサウジアラビアの急成長中のスタートアップエコシステムを紹介し、海外の企業との連携を促進することを目的としています。特に、サウジアラビアと他国の企業が連携し、投資を活性化させることが期待されています。
テラドローンが登壇した背景には、同社がサウジアラビア市場に進出し、成功を収めている点が挙げられます。アラムコなどの大手企業との協業によって、ドローンを活用したサービスの提供を行っており、その実績をもとに将来の展望を語りました。
講演のハイライト
テラドローンの取締役である神取 弘太氏が講演を行い、以下のトピックについて紹介しました:
1.
ドローンを活用した測量サービスと屋内点検サービスの強み
テラドローンは、数多くのプロジェクトでドローンを活用したサービスを展開しており、特に測量や点検において高い精度と効率性を誇っています。
2.
現地パートナーとの協業意義
サウジアラビアの大手企業であるアラムコとの協力関係は、同社の技術力を活かしたビジネスの成長を加速させている重要な要素です。
3.
屋内目視点検ドローン「Terra Xross 1」の拡大戦略
自社開発の屋内目視点検ドローンは、今後の事業戦略の中で重要な役割を果たすと考えられており、その展開に力を入れています。
テラドローンの姿勢とビジョン
テラドローンは、「Unlock “X” Dimensions」を企業理念に掲げ、異なる次元を融合させて新たな価値を創造することを目指しています。ドローン技術の発展を通じて、さまざまな産業に貢献することを目指しており、これまでにも3000件以上のプロジェクト実績があります。特に、運航管理システム(UTM)の開発も進めており、海外での導入も進めています。
また、2024年にはDrone Industry Insightsのランキングで世界1位を獲得し、鉄鋼業、農業、点検など、多岐にわたる分野での活躍が示されています。テラドローンは、単なる企業の枠を超え、社会課題の解決に向けたグローバルプラットフォーマーとしての役割を担うことを目指しています。
サウジアラビア進出の意義
テラドローン・アラビアは、サウジアラビアの適用性に応じたドローン及び空間情報サービスの専門的な提供を行っており、企業の成長を支援しています。サウジアラビアのVision 2030に則り、同国での技術革新を促進することは、テラドローングループ全体の重要な戦略となっています。
テラドローンは、今後も国際舞台での活動を通じて、新たなビジネスチャンスを創出し続けていくことでしょう。詳しい情報は公式サイトをチェックしてください。
Terra Drone株式会社公式サイト
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