PR TIMES、2025年度上期業績予想を上方修正し成長を示す

PR TIMESが業績予想を上方修正

株式会社PR TIMES（本社：東京都港区、代表取締役社長：山口拓己、東証プライム：3922）は、2025年度の上期業績予想を上方修正する決定をしました。これは2025年9月12日に開催された取締役会での議論を受けたもので、最近の業績動向を反映したものです。

上方修正の背景

PR TIMESのプレスリリース配信サービスは非常に好調で、計画を上回る推移を見せています。特に2026年2月期第2四半期におけるプレスリリース件数が前期比19.1%の成長を記録し、15%を超える成長率は実に13四半期ぶりのことです。この成功は、同社が構築した強固な基盤によるものと言えるでしょう。

さらに、定額課金の期間契約プランの契約社数も3,227社に達し、前四半期比で122社の増加を実現。これにより、10四半期に渡り契約社数は増加し続けています。これまでの努力が実を結びつつある状況です。

PRパートナーサービスの好調

PR TIMESは、周辺領域でのサービス拡充にも力を入れています。「PRパートナーサービス」は、データとAIを活用したビジネス実証が大手企業から評価され、契約の継続につながっています。これも業績向上の重要な要因です。

子会社の株式会社グルコースと株式会社NAVICUSも、いずれも好調な受注を獲得しており、これが高水準の稼働に寄与し、利益の拡大を支えています。また、タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」やカスタマーサポートツール「Tayori」も、ユーザー数と利用単価の両方が増加しており、企業全体としての成長を示しています。

今後の展望

PR TIMESは、2025年度の通期業績予想についても見直す予定です。これは2026年2月期第2四半期（中間期）の決算に伴い、好調な業績を背景にさらなる投資を行う考えです。中期経営目標「Milestone 2025」に掲げた営業利益35億円の達成に向け、計画を修正する見通しです。

今期はこの目標の最終年度にあたり、持続的な成長と利益の拡大を同時に目指し、企業価値の向上を図っていくことが求められます。