VR技術の未来を体験できる『ABAL:プレゼンテーションタワー』の魅力
現在、国内で進展が目覚ましい次世代通信規格5Gの普及が進んでいます。この新しい通信技術のおかげで、VR(バーチャルリアリティ)を駆使した新感覚のコンテンツやサービスが次々と登場しています。特に、立体的な空間表現やVR空間内でのコミュニケーションが大きく進化し、これまでにない体験が可能になっています。そこで、株式会社ABALの最新展示『ABAL:プレゼンテーションタワー』が特筆すべき存在となっています。
『ABAL:プレゼンテーションタワー』とは?
『ABAL:プレゼンテーションタワー』はVR空間内に構築された、6つの階層から成る展示スペースです。特許技術を用いた空間圧縮により、実際の6m × 6mの空間内に6階建てのVR空間を創り上げました。来場者はヘッドマウントディスプレイ「Oculus Quest」を着用し、バーチャルなエレベーターで各階を自由に移動し、新たなエンターテイメントや教育、ショッピングの体験ができます。
各階のフロアコンセプト
1階:ロビー
この階で『ABAL:プレゼンテーションタワー』全体の説明が行われ、初めての訪問者にも安心して体験を始められる構成となっています。
2階:VRトレーニング
2階では、VRを活用した協力型の部品組立トレーニングが体験可能です。参加者は空中に浮かぶ映写機を組み立てる課題に挑戰し、手順書に従って作業を進めていきます。この体験では、遠隔でいるインストラクターからの指導を受けながら、リアルタイムでコミュニケーションをとれることが特徴です。これにより、VR空間が教育やトレーニング分野でも注目されています。
3階:ライブフェスティバル
世界的な音楽イベント「Tomorrowland」をVR空間で再現した3階では、360度のドームシアターで新しい音楽体験が提供されます。CGによる美しい演出が施され、視覚的にも楽しめるコンテンツです。
4階:狂言エンターテインメント
人間国宝の狂言師・野村万作氏による演目『栗焼』がVRで体験できるこのフロアでは、3DCG技術を用いて彼の演技が臨場感溢れる形で再現されています。
5階:VRポップアップストア
最後の5階では、人気ブランド「GLOBAL WORK」のVRポップアップストアが展開され、プロジェクションマッピングで商品が展示されます。ここでは、実際に商品を見て体験しながら、VR店舗での購入に至るまでの流れを学ぶことができます。
イベントの詳細
『DOCOMO Open House 2020』として1月23日から24日にかけて東京ビッグサイトで開催されるこの展示会では、最新技術を駆使した『ABAL:プレゼンテーションタワー』の体験が可能です。入場は無料ですが、事前登録が必要です。
株式会社ABALについて
株式会社ABALは、東京都港区に本社を置き、2016年に設立されました。同社はVR技術に特化した研究を進め、「バーチャル体験の共有」を目指しています。今後も新たなビジネスの可能性を探求し続けるとのことです。
公式サイト:
https://www.abal.jp
是非、新しいVR体験を現地で体感してみてください。新しいエンターテインメントの未来を垣間見ることができるでしょう。