集英社の音声レーベル「shueisha vox」が新たなポッドキャストをスタート
2024年3月に始動した集英社の音声レーベル「shueisha vox」。この新しいプラットフォームでは、質の高い音声コンテンツを提供することを目的に様々な番組を展開しています。このたび、好評を博している「流通空論」や「これって教養ですか?」に続いて、新たに2つのポッドキャスト番組が登場します。
三宅香帆氏による『視点倉庫』
文芸評論家の三宅香帆氏がホストを務める『視点倉庫』は、毎週木曜日朝5時から配信されています。この番組は、三宅氏が「今、しゃべりたいこと」を基にした内容で進行し、彼が視聴者と共にさまざまな視点を探求します。大きなテーマから日常的な疑問まで、範囲は多岐にわたり、視聴者は彼の独自の視点を通じて新たな発見を期待できます。
番組では、毎月1組のゲストを迎え、その人との対話を楽しむコーナーも設けられています。初回のゲストには、哲学者であり QuizKnockの運営にも関わる田村正資氏が登場し、「働きながら哲学すること」について話し合います。聴く価値のある対談が繰り広げられることでしょう。
原宿氏による『原宿の今じゃない企画室』
また、オモコロ編集長の原宿氏が手掛ける『原宿の今じゃない企画室』は、毎週水曜日に放送されます。この番組のテーマは、世の中で取り残された「今じゃない」話題を掘り起こし、再考して「企画」として提案するというものです。こちらも、原宿氏のユニークな視点から展開される会話が楽しめます。
この番組の初回ゲストには、人気アーティストのこっちのけんと氏を迎え、「あっち」という言葉をテーマにじっくりとトークを行います。これまであまり語られなかったテーマを新たに掘り下げる姿勢が、新鮮な刺激をもたらすことでしょう。
「shueisha vox」の魅力
「shueisha vox」は、集英社創業100周年を記念して立ち上げられた音声コンテンツ制作プロジェクトです。「良質な学び」を提供するため、様々なジャンルのコンテンツを制作しています。その中でも新たに加わったこれらの番組は、多様な視点を提供し、リスナーに新しい印象を与えることが期待されています。
今後の放送を通じて、視聴者は新たな知識や情報を得る機会が増えることでしょう。新しい音声コンテンツの展開に期待を寄せるとともに、それぞれの番組がどのように進化していくのか注目です。