白糠高校の挑戦
2025-07-30 10:52:14

白糠高校が地元食材を駆使し初出品!挑戦グルメコンテストに参加

地域の食材を生かしたチャレンジ



北海道の白糠町に位置する白糠高校の生徒たちが、地元の豊かな食材を駆使して「高校生チャレンジグルメコンテスト in HOKKAIDO 2025」に初めて出品することが決まりました。このコンテストは、地元の食材を利用したオリジナルグルメを高校生たちが考案し、ただの味だけでなく、地域性や製作過程も評価される舞台です。

白糠町は、観光名所でもあり、豊かな自然に恵まれた町として知られ、人口約7,000人の小さな町。子育て支援も充実し、18歳までの医療費無料化や給食費の無償化など、若い世代を応援するさまざまな取り組みが行われています。町の唯一の高等学校、白糠高校は、地域とのつながりを深めるために「白糠高校魅力化プロジェクト」を推進し、町内外から生徒を受け入れています。

フードデザイン授業から生まれたアイデア



今年度の「フードデザイン」選択授業では、生徒たちが白糠町特産の食材を活用したオリジナルレシピの開発に挑戦しました。その結果、生徒たちの作品がコンテストへの出品に至り、これからの審査を見据えて生徒たちの熱気が高まっています。コンテストの応募締切は2025年の7月末、結果発表は同年の10月4日です。

家庭科教諭の石野彩花先生は、出品の背景について次のように述べています。「白糠町は食材が豊富ですが、その食材がどのように利用されているか理解する機会は少なかったため、生徒たちには地域の食材を用いた料理の開発を通して、町の魅力を再発見する絶好の機会になってほしいと思っています。さらに、入賞を目指しての挑戦は、町への貢献にもつながります。」

試食会の様子



7月1日には、町の関係者を招いた試食会が行われました。地域の大人たちとの交流は、生徒たちにとって貴重な経験をもたらしました。生徒たちが開発したオリジナルピザ、「焼いタラ色が変わる恋シソうなピザ」は、町の漁港で水揚げされたタラと、白糠町特産の赤しそを使用。ハート型に形を整えたピザ生地は、赤しその色を活かしてピンクに仕上げられています。この個性的な商品名は、開発の試行錯誤から生まれたものであり、その名称には生徒たちの想いが込められています。

試食会では、大人たちの真剣な眼差しを感じながら、生徒たちは自らの作品のプレゼンテーションを行い、貴重なフィードバックを受けました。参加者からは、味の調整や見栄え、原材料の相性についての具体的な改善提案が寄せられ、生徒たちはその意見を胸にさらなる改良を目指しています。

地域とのつながりが生む学び



試食会を通じて、生徒たちはさまざまな大人たちからの意見を受け止め、商品としての価値を見極めることが重要であることを学びました。生徒たちは、「味だけでなく、見栄えや食材の相性を考えることの重要性を実感しました。」と感想を述べ、更なる改善に向けて高い意欲を示しています。

「白糠高校魅力化プロジェクト」では、地域の皆さんの協力により、生徒たちの学びを助け、町全体の活気を促しています。白糠町は、ふるさと納税による寄付も受けることで、地域の教育を強化し、特に生徒たちが活躍する場を広げています。

この取り組みを通じて、人と地域の架け橋となる白糠高校の生徒たちの成長が期待されます。今後も、白糠町の未来を担う存在として、彼らのさらなる活躍に注目です。


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会社情報

会社名
北海道白糠町
住所
西一条南1丁目1番地1号
電話番号
0154-72-2171

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