横浜市交通局、駅構内スペースの新たな活用法と収益向上に成功
横浜市交通局は、株式会社COUNTERWORKSが提供するポップアップストア出店支援プラットフォーム「ショップカウンター」を導入し、駅構内スペースの利用効率と収益を大幅に向上させています。この取り組みは、2024年5月からスタートし、現在までに目を見張る成果を上げています。
ショップカウンター導入の背景
飲食店や物販など、さまざまな事業者が集まり、日々多くの利用者が行き交う横浜市営地下鉄。しかし、従来の利用方法には多くの手間がかかり、予約や申請に関しては電話やメールを介し、賃料は銀行窓口での納付が必須でした。このような煩雑なプロセスは新たな事業者に門戸を閉ざす要因となっていました。そこで、横浜市交通局は「ショップカウンター」を導入し、オンラインでの申し込みや業務効率化を目指しました。
実際の成果
導入から約2年が経過した令和7年度において、駅構内スペースの利用実績は導入前の97.2%増、収益も106.1%増という結果を記録。これにより、横浜市交通局は中期経営計画2023-2026に掲げた目標の達成率が118.6%となりました。特に、新規利用者が増え、多カテゴリの出店が可能となったことがこの成長を支えています。
問い合わせの増加と出店者層の拡大
具体的には、従来の携帯販促やプログラミング教室のプロモーションに加え、食品関連の出店者も増えており、多様なジャンルが駅構内スペースを利用しています。また、利用者からの問い合わせが増え、先行予約が数か月先に埋まる状況も見受けられ、新たな出店ニーズが顕在化しています。
収益向上の理由
収益の向上は、比較的単価の高いプロモーション案件の拡大と、より多くの出店機会の確保が要因です。これにより、売上構成の幅が広がり、横浜市交通局としても資産の有効活用が図られています。
業務効率化の成果
ショップカウンターの導入により、オンラインでの出店募集が可能になり、従来の電話・メールの手間が大幅に削減されました。これにより約1000件以上の案件を効率的に管理できる体制が整い、利用者とスタッフ双方にとって利用しやすい環境が整いました。
短期出店と常設出店の連携
また、短期出店の後に常設出品の判断につながるケースもあり、駅構内スペースがテストマーケティングの場としての役割も果たしています。この動きは、今後のさらなる成長を見込ませます。
今後の展望
今後も横浜市交通局とカウンターワークスは、駅構内スペースの活用を通して多様な事業者との接点を創り、さらなる成長を目指します。また、特性に応じた活用提案を行い、にぎわいづくりに寄与していく方針です。特に、人気駅でのキャンペーンや利用促進イベントが計画されています。
駅構内スペース人気ランキング
1.
センター南駅: 約8.1万人利用、視認性の高いスペース。
2.
戸塚駅: JR線接続で多くの通勤客にアプローチ。
3.
センター北駅: 大型商業施設が近く、幅広い層に人気。
このように、横浜市交通局の施策は多岐にわたり、地域の活性化に大きく貢献しています。駅構内スペースの新しい使い方が、事業者にも利用者にも喜ばれる結果につながっています。