「らしさ」を揺るがすメタバース英会話アプリ『fondi』、4.2億円調達！グローバル展開加速へ

「”らしさ”を揺るがす」をミッションに掲げる株式会社fondi（本社：東京都渋谷区、代表取締役CEO：野原樹斗）は、ANRIをリードインベスターとし、既存・新規投資家から約4.2億円の資金調達を実施しました。

この資金は、バーチャル英会話サービスアプリ『fondi』の更なるグロースに用いられます。具体的には、グローバルチームの拡充に向けた採用拡大や、ユーザーコミュニティの拡張に向けた生成AI等のテクノロジーへの投資に充当されます。

『fondi』とは？

『fondi』は、「カタコト英語から始まる、バーチャル海外生活」をコンセプトに、スマホ一つで英会話の実践機会を提供するメタバースアプリです。3Dアバターを介してコミュニケーションをとるため、顔出しの必要がなく、英語を間違える恥ずかしさから解放されます。世界中から集まる英語学習者と好きな時に好きなだけ自由な英会話を楽しむことができます。

2020年5月のアプリ提供正式開始以降、ユーザー数は順調に増加し、海外ユーザー比率は98％を超えています。東南アジア、中央アジア、北アフリカの10カ国地域のユーザーを中心に支持を集めており、累計で全世界200万ダウンロードを突破しています。

ユーザー向けのtoCビジネスで培った英語コミュニケーション向上機能は、法人・教育組織向けのtoBビジネスにも転用されています。国内では、国内海外留学エージェント最大手『スマ留』を運営する株式会社リアブロードとの協業、中央大学や東京都立大学との実証実験など、法人や大学との連携を進めています。海外では、インドネシアのFintechスタートアップ「JULO」などを対象に、従業員向けの英会話トレーニングサービスを提供しています。

資金調達の目的

今回の資金調達の主な使途は以下の通りです。

グローバル展開加速に向けた「採用強化」
fondiは、既に半数を超えるメンバーがインドネシア、バングラデシュ、パキスタン、エジプト、中国などから参画しているグローバルチームです。直近で、ユーザー規模が拡大しているインド、ネパール、北アフリカの国々においてグロースをさらに加速すべく、さらに国を広げたグローバルな採用活動を推進していきます。
ユーザーコミュニティの拡張に向けた生成AI等のテクノロジーへの投資
サービスの核となるグローバルコミュニティのさらなる活性化を目的に、「対話の流れに合わせたテーマの提案」「会話の要素に合わせた学習コンテンツでのフィードバック」など、テクノロジーを活かした英語コミュニケーションの促進を図ります。

投資家からのコメント

ANRI プリンシパル丸山太郎氏

>「前回ラウンドに引き続きfondiに追加出資しました。数多くの起業家を見ていると、C向けビジネスって本当に難しいなと改めて思います。どんなに価値あるものを作っても、どんなにユーザーに寄り添っても、どれほど優秀なチームで挑んでも、グローバル市場で何百万人単位のユーザーを長期間熱狂させるのは至難の業です。

> そんな中、野原さんのチームは様々な困難を乗り越えながら、アジアやアフリカ市場で着実に前に進んできました。fondiに初回出資してから早2年が経過しましたが、まだまだ道半ば！「英語力の向上」という多くの人を悩ます深いペインの解消に向けて、チーム一丸でより良いサービスを作っていきます！」

Cyber Agent Capital シニアアソシエイト矢﨑啓太氏

>「fondiはメタバース英会話という未知の領域で、200万DLを突破するサービスにまで成長してきました。そのほぼ全てが国外ユーザーです。

> 今やfondiによって地に足ついた英会話スキルと自信を得て、望む職に就いた人や、fondi内で真の友人や人生を共にするパートナーと出会ったりした人もいます。fondiがひとの人生を大きく変える事例が続々と出てきました。流行に惑わされず、ユーザーにただひたすらに向き合ってきた野原さんたちfondiチームが蒔いてきた無数のタネが、現実世界のインパクトとして結実しようとしています。

> 今回このサービスとしての深さに改めて大きな可能性を感じ、シードラウンドに続き追加出資させていただく貴重な機会を頂戴しました。グローバルなユーザーベースや、グローバルなチームに関心があるみなさまのジョインをお待ちしております！」

Canal Ventures シニアアソシエイト戸田達也氏

>「”らしさ”を揺るがす」というfondiのミッションに心から共感し、今回ご一緒させて頂きました。fondiを通して、新しい職業を見つけたり生涯の伴侶を見つけたりするユーザーも出てきており、まさにミッションを体現し始めております。