海外進出における人材確保の現状
株式会社シェアダインが運営する「CHEFLINK」は、海外に展開または展開を計画する飲食事業者を対象に、「飲食店の海外展開に関する調査」を実施しました。この調査では、海外進出における飲食業者の最大の懸念として「信頼できるシェフ・調理人材の確保」が浮かび上がりました。
調査内容と結果概要
この調査には328の飲食事業者が参加し、実施期間は2026年3月25日から27日までの間でした。その結果、海外進出における人材確保に関する動向が明らかになりました。特に、信頼できる調理人材が進出の成否に大きく関わることが浮き彫りとなり、多くの事業者がこの点に頭を悩ませていることが分かりました。調査では、「信頼できるシェフ・調理人材の確保」という回答が24.4%という高い割合を占めています。
あらゆる手段が必要
調査によれば、人材確保のための想定手段として「内部人材の海外出向」が37.8%と最多を占めています。これは、既存のノウハウを活用するために信頼できる人材を必要としていることを示しています。外部の人材を採用するよりも、内部のスタッフを派遣して海外でのオペレーションを行う傾向が強いという実情が浮かび上がります。このように、飲食業界では人材確保の選択肢が限られていることが問題です。
外部支援への期待
また、外部パートナーから期待される支援としては、「シェフ・調理人材の紹介」が36.3%と最も多く、他の回答を大きく上回りました。これは、単なる情報提供だけでなく、具体的な実務支援を必要としていることを強く示唆しています。
ホワイトペーパーの提供
この調査結果をもとに、シェアダインは「飲食企業の海外進出実態調査」というホワイトペーパーを公開しました。ホワイトペーパーは、進出先の地域や業態、展開形態別の傾向などを図表とともに詳しくまとめています。
こちらから無料ダウンロード可能です。
CHEFLINK GLOBALの概要
このような背景を踏まえ、シェアダインは新たに「CHEFLINK GLOBAL」というサービスを立ち上げました。このサービスは、海外展開の過程において調理人材の確保を支援するものです。調査で明らかになった「信頼できる人材不足」と「内部人材依存」という課題に対処すべく、約4万人にのぼる料理人データベースを駆使し、外部からの人材供給を可能にしています。
キャリアプラットフォームとしての役割
CHEFLINK GLOBALは、海外事業を進める飲食業者と料理人をつなげるキャリアプラットフォームとして機能します。事業者は、必要なタイミングで即戦力の人材を確保できる一方、料理人にとってもグローバルなキャリアチャンスを提供することができます。シェアダインは、今後もこのサービスを通じて、日本の料理人が海外で活躍できる場を広げることを目指しています。
まとめ
株式会社シェアダインは、2017年に設立され、料理人のグローバルキャリアプラットフォームを提供しています。「食の世界からソーシャルトランスフォーメーションを駆動する」という理念のもと、持続可能な食産業のビジネスモデルを構築し、国内外の飲食業界に貢献することを目指しています。人材不足や人手不足といった課題に対処する新しい仕組みを提供し、料理人が自由にキャリアを築ける環境を整えていくことが求められています。