ネクストラボと慶應義塾大学
2025-04-17 11:44:00

慶應義塾大学とネクストラボが手を結びAI翻訳革新へ

慶應義塾大学とネクストラボが提携



最近、株式会社ネクストラボと慶應義塾大学中室牧子研究室が戦略的パートナーシップを結ぶことが発表されました。この提携は、AI技術を活用した翻訳ツール「Readable」を通じて、多言語の学術資料をより効率的に利用することを目的としています。国内外の学術的な研究環境を革新する一歩となります。

パートナーシップの背景と目的


日本国内の研究環境では、特に海外の論文や研究資料が不足していることが多く、これが研究の進展を妨げている一因とされています。しかし、外国語の文書を個別に翻訳するには多大な時間がかかり、特にレイアウトが複雑な図表の翻訳は困難を極めます。そのため、研究生にとって負担が大きいのが現実です。

ここで重要なのが、「Readable」と呼ばれるAIを駆使した翻訳ツールです。このツールは、図表のレイアウトを保ちながら高精度な翻訳を実現します。その結果、研究生はより効率的に必要な情報を得ることができ、学術文献の読解量を増やすことが可能となります。

中室教授のコメント


中室教授は学生の研究力向上が大学の重要な課題であると指摘。経済学分野では多くの重要な文献が英語で書かれていることから、英語の理解も必要不可欠であると述べています。Readableの活用で、学生たちが関連する先行研究を迅速に見つけ出すことができるようになり、研究の質を一段と高めることが期待されます。

ネクストラボのビジョン


株式会社ネクストラボの代表取締役、亀井智英氏は「THE WORLD IS YOURS」というスローガンの下、人々が知を通じて世界を手にできる未来を描いています。今回のパートナーシップは、学問と技術の融合によって新たな成果を生むことにつながると確信しています。Readableは研究者にとって強力なツールであり、その活用を通じて教育の質向上を図っていくというビジョンを持っています。

今後の展望


今後、ネクストラボは中室研究室に「Readable プロプレミアム」を提供し、研究生が学術的なインプット量を増やすことを目指します。このパートナーシップを通じて得られたフィードバックをもとに、従来よりもさらに優れた翻訳ツールを開発し続ける予定です。また、世界中の多言語で書かれた文書も容易に読解できるようにすることを意識しており、学習効率の最大化が図られるでしょう。

中室研究室の役割


中室牧子研究室は、教育経済学を専門とする研究室であり、教育政策や教育投資の効果を定量的に評価するインパクト評価に注力しています。中室教授自身も日本銀行や世界銀行での経験を持ち、実践的な視点から教育現場へ貢献する情報を提供しています。学生たちが技術を活用することでアウトプットの質を高め、新たな気づきを得る手助けとなります。

この提携により、NeXT Labと中室研究室は、教育の未来に向けた強力な一手を打つことに成功しました。今後の展開に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社ネクストラボ
住所
渋谷区渋谷2-19-15宮益坂ビルディング609
電話番号
050-3101-2748

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