日本オーチスが「JAPAN BUILD OSAKA」に最新エレベーターを出展し、未来の移動体験を紹介

日本オーチス、建築技術展で新たな提案を発表

コネクテッド・ソリューションの紹介

また、展示ではIoTを利用したリモートメンテナンス・ソリューション「Otis ONE™」や、エレベーターの映像を表示するeView®システム、さらにスマートフォンと連携する「eCall™ Plus」アプリなど、多彩なコネクテッド・ソリューションが紹介されました。これらの技術は、建物の所有者や管理者、利用者に対してさらなる利便性を提供します。

「Otis ONE」サービスは、エレベーターの健全性を24時間体制で監視し、クラウドを通じてデータを収集して分析します。これにより、故障発生時も迅速かつ安全な保守が可能となり、エレベーターの運転時間を最大化することができます。これにより、お客様や利用者にとっての安全と利便性が大幅に向上します。

ユーザー体験の向上

Gen3エレベーターには、さらに多くの安全で衛生的な機能が搭載されています。例えば、eCall Plusアプリを使用すると、乗客はスマートフォンで事前にエレベーターを呼び出せるため、待機時間を短縮できます。また、タッチレスのボタン操作や抗菌仕様の照明、空気清浄装置などが利用者の健康をサポートします。加えて、「Otis Integrated Dispatch」技術により、エレベーターと自走ロボットの連携も可能となり、未来のビルや施設管理において新しい価値を生み出します。

社長のコメント

日本オーチス社長のパトリック・ヨングは、「Gen3エレベーターや新しいテクノロジーを西日本のお客様に紹介できたことを嬉しく思います。我々のスマートソリューションは、顧客満足度を高めるだけでなく、新設はもちろん、既存の建物にも新たな価値を提供します」とコメントしました。このように、日本オーチスは未来の移動体験を提供するための技術革新を進めています。

最後に

オーチスは、エレベーターとエスカレーターの製造、据付、保守、改修において世界的なリーディングカンパニーとして知られています。約230万台のエレベーターとエスカレーターを管理し、毎日数億人がその製品を利用しています。オーチスの取り組みは、単なる移動手段を超えて利用者の体験を豊かにする方向へ向かっています。今後も、さらなる技術革新に期待が寄せられます。