奥入瀬渓流で新たな発見！エコロードフェスタと交通規制の実施

奥入瀬渓流の美しい自然をゆったりと楽しむために、「奥入瀬渓流マイカー交通規制」が2017年10月26日から29日までの4日間実施されます。また、同期間に「2017奥入瀬渓流エコロードフェスタ」も開催されるため、この機会に新たな魅力を発見してみませんか？

この取り組みの背景には、今や年間約200万人が訪れる青森県を代表する観光地である奥入瀬渓流を守るための環境保全の意義があります。交通規制によって、喧騒から離れた静かな渓流の雰囲気を肌で感じることができます。実施される交通規制は、惣辺交差点から子ノ口交差点までの約10キロ区間に及び、期間中は一般車両の通行が制限されます。なお、規制対象となるのは自動車および原付バイクなど、レンタカーもこれに含まれるため留意が必要です。

加えて、焼山臨時駐車場が設けられ、シャトルバスが運行されます。大人800円でフリーパスを利用でき、小学生以下は無料です。今年のエコロードフェスタでは、奥入瀬渓流の自然を楽しむための数々のイベントが用意されています。特にお勧めなのが、「奥入瀬渓流三里半ウオーク」や「高校生ボランティアガイドウオーク」。さらに、奥入瀬の美しい苔を観察する「コケ散歩」や、専門ガイドと共に自然を知る「ネイチャーガイドバス」など、多彩なプログラムが展開されます。

このイベントは地域の持続可能な観光を目指し、官民が連携した「奥入瀬渓流エコツーリズムプロジェクト」の一環として行われています。プロジェクトでは、自然環境が劣化しないようにするだけでなく、観光客に奥入瀬の素晴らしさを伝える努力がなされています。多くの方に、自然保護の大切さやその価値を理解してもらえることを目的としています。

観光の場として奥入瀬渓流の環境を楽しみながら、自然環境保全の重要性に気づく機会でもあります。特に静寂に包まれた散策路では、川のせせらぎや小鳥のさえずりが心を和ませてくれます。ぜひ、この機会を利用して、美しい大自然の中で癒しの時間を過ごすことをおすすめします。

このエコロードフェスタの詳細は、公式キャンペーンページを通じて確認できます。自然を愛し、未来に残すために、みんなで協力していきましょう。