長野県阿智村が人材不足解消へ！マッチボックステクノロジーズと連携し「阿智村マッチボックス」開設

長野県阿智村は、人材不足解消に向け、株式会社Matchbox Technologies（マッチボックステクノロジーズ）と連携し、自治体公式のスポットワークプラットフォーム「阿智村マッチボックス」を開設することを発表しました。

「阿智村マッチボックス」は、1回・数時間単位の求人と働き手をオンラインでマッチングするサービスです。企業は、短期単発の求人を簡単に掲載することができ、働き手は、自分の都合に合わせて柔軟に働くことができる求人を簡単に閲覧・応募することができます。

阿智村は、急速に進む人口減少に伴い、企業数、事業所数、従業員数が減少しており、特に生産年齢人口の就業者数減が顕著です。村内企業では人材不足が深刻化しており、若年層の村外流出抑制やUIターン者の就業促進、子育て世代の働き方改革などが喫緊の課題となっています。

「阿智村マッチボックス」は、これらの課題解決に貢献することを目指しています。デジタル技術を活用した雇用マッチングサイトを構築することで、誰もが柔軟に働ける地域社会の実現を目指し、多様な人材の活躍と、地域内企業の生産性向上を目指します。

本プラットフォームでは、企業は、短期単発の求人を安心して掲載することができ、働き手は、自分のスキルや経験を活かして、柔軟に働くことができます。また、労務管理も自動化されているため、企業は、安心して人材を採用することができます。

さらに、阿智村は、地域の企業に対して、セルフソーシングプラットフォームも提供します。セルフソーシングとは、企業が自社のデータベースに人材を登録し、人材募集を行うプロセスです。企業は、「阿智村マッチボックス」を通じて採用した人材の中で特にニーズが合致した人材を登録することで、より信頼性の高い人材に簡単に応募を促すことができます。

「阿智村マッチボックス」は、スポットワークプラットフォームとセルフソーシングプラットフォームを組み合わせることで、自由な就労条件と継続した雇用を両立させることを目指しています。

「阿智村マッチボックス」は、2024年8月1日（木）にオープン予定です。開設に先立ち、2024年7月22日（月）には、企業向けのオンライン説明会が開催されます。説明会では、サービス開設の背景や「阿智村マッチボックス」の詳細、質疑応答などが行われます。

阿智村は、「阿智村マッチボックス」を通じて、地域活性化を推進し、誰もが住み続けたいと思える地域を目指しています。