タイに進出する日本の味、とんかつ檍の魅力
日本の人気とんかつ専門店「とんかつ檍」が、タイに進出することが決まった。この展開は、株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパンのグループ会社であるH&G(THAILAND)CO.,LTD.がサポートしている。タイでのマスターフランチャイズ権を、すでに多くの日本食レストランを展開しているMAGURO GROUP PUBLIC Co., Ltd.が取得した。これにより、今後とんかつ檍がタイでの新たな活躍の場を広げる。
とんかつ檍の背景
とんかつ檍は、2010年に東京大田区の蒲田に初めて店舗をオープン以降、国内で16店舗を展開している。厳選された豚肉と独自の衣、さらにはその揚げ方にこだわりが詰まっており、日本国内においても高い人気を誇る。特に、いろんな種類の塩で味わうスタイルが添えられており、今や行列ができる人気店に成長した。さらに、食べログが選ぶ「とんかつ百名店」にも2017年から連続して選ばれ続けている。
H&G(THAILAND)の役割とは
H&G(THAILAND)CO.,LTD.は、タイにおけるとんかつ檍のフランチャイズ展開で、パートナーの募集や契約交渉を担当する。これまでにも、さまざまな日本のフランチャイズブランドの展開をサポートしてきた実績があり、個別のフランチャイズ契約については5社以上の成功事例を持つ。タームとしては、かつて「神楽坂茶寮」のサポートにも携わっており、その業務の深さが伺える。
今後もH&G(THAILAND)は、魅力的な日本ブランドのタイへの紹介とビジネスマッチングを通じた支援に注力していく。
マスターフランチャイズ契約の意義
MAGURO Groupは2024年内に1号店のオープンを計画していると発表。また、同グループのCEOエークリット氏は、タイ人にとって日本のとんかつが人気のある料理であるため、本物のとんかつ専門店の導入に満ちた期待を寄せている。『TONKATSU AOKI』として展開されるこの店では、揚げ方や素材にこだわり、他にはないとんかつの魅力を提供する方針だ。
期待される店舗のスタイル
今後タイにオープンする店舗では、「サクサク」と「ジューシー」の2つの特性が生かされたとんかつが提供される予定。MAGURO Groupの店舗デザインやサービスにも注目が集まっており、一流の味と洗練された体験が同時に楽しめることが期待されている。H&G(THAILAND)は、さらに多くの日本企業の進出を支援し、タイ市場への扉を開く役割を担っていく。
「Bright Your Life」の実現
株式会社FINDの代表である倉本哲氏は、このマスターフランチャイズ契約に自信を持っているとコメントしており、MAGUROとの提携によりサクサクのとんかつを届けられることを楽しみにしている。ブランドの海外展開が進む中で、日本文化を体感できる食の場がひとつ増えることは、多くのタイの人々にとっても喜ばしいニュースだ。
まとめ
「とんかつ檍」のタイ進出は、日本の味が海外でどのように受け入れられ成長していくのか、その一例を示すものとなるだろう。H&G(THAILAND)の取り組みが、両国のビジネスの架け橋になることを期待せずにはいられない。ふるって、とんかつ檍のオープンを楽しみにしよう。今後の展開に、目が離せない。