北海道初！メルキュール札幌が「グリーンキー」を取得した理由と取り組み

北海道初！メルキュール札幌が「グリーンキー」を取得

メルキュール札幌が、環境への取り組みが評価され、北海道で初めて国際エコラベル「グリーンキー」を取得しました。この取得は、数か月にわたる厳格な作業と監査を経て実現し、地域社会にも貢献する意義ある成果です。グリーンキーは、環境への配慮と持続可能な運営に焦点を当てた認証で、国際環境教育基金（FEE）によって管理されています。

「グリーンキー」の取得基準

この認証を取得するためには、国際環境教育基金が定める75項目の必須基準と、さらに75項目のガイドライン基準を満たす必要があります。また、取得後も定期的な再審査を受け、その取り組みを継続的に改善し続けることが求められます。メルキュール札幌は、これらの基準をクリアすることで、持続可能なホテル運営のモデルケースとなりました。

メルキュール札幌の具体的な取り組み

プラスチックの削減

客室アメニティには、一切の使い捨てプラスチックを使用せず、代わりに環境に優しい素材を取り入れています。レストランでは、持ち帰り用のコーヒーカップやストロー、テイクアウト用の容器すべてが紙製または木製です。

水とエネルギーの節約

水道・電気・ガスの使用量を記録するシステムを導入し、節水やエネルギー消費の削減に努めています。具体的には、施設内の水流量を毎分8Lに制御し、節水機能を持つシャワーヘッドや蛇口を利用しています。さらに、社内の電力の92%をLEDに切り替えることで、炭素排出を減少させる努力も行っています。

廃棄物の管理

廃棄物の分別やリサイクルについても力を入れており、パートナー企業と協力して食品廃棄物の管理に取り組んでいます。不用品を国内外に寄付する取組みや、使用済みのコーヒーカプセルの再利用も行っており、地域社会への貢献を目指しています。

地域の環境保護活動にも参加

すすきの地域でのごみ拾い活動や、ヴィーガン／ベジタリアンメニューの提供といった、持続可能なフードオプションの提供も大切にしています。絶滅危惧種に由来する食品を取り扱わない方針を持ち、環境および人権についても積極的に配慮しています。女性管理職が45％以上を占める職場環境を作り上げるなど、多様性にも力を入れています。