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長崎で開催される平和を願う特別なイベント

2025年8月7日、長崎市の三原庭園にて、世界的庭園デザイナー石原和幸と若者団体の一般社団法人MICHISHIRUBEが共同で開催する平和イベント『花と平和と灯し MICHISHIRUBE Peace Day』が、注目を集めています。戦後80年にあたるこの年、イベントの中心には巨大壁画『キッズゲルニカ』の制作と心温まるキャンドルナイトがあり、参加者たちに平和の尊さを感じてもらうことを目的としています。

石原和幸の理念

「花と緑で世界中に笑顔を」という信念を掲げる石原和幸は、平和をつくる新たな方法を模索する若者たちの取り組みに深く賛同しています。長崎は8月9日を迎える特別な地。その中で、戦争を経験していない世代が、自らの手で平和のメッセージを紡ぐ姿勢は、まさに「花や緑が人々の心を結び、笑顔を生み出す力」を体現しています。

イベント詳細

第1部：平和と花のワークショップ

この部では、参加者が一緒に壁画『キッズゲルニカ』を制作します。このアートは、ピカソの「ゲルニカ」に触発されたもので、子どもたちが未来の希望を描くために自由に表現を行います。一般の来場者も参加でき、一つの作品が形成される過程は、共に生み出す喜びを味わえます。また、来場者はキャンドル作りを体験し、心からの祈りを手作りキャンドルに込める時間も設けられています。これにより、平和は単なる概念ではなく、参加者一人ひとりが手を使って創り出すものであることを実感できるでしょう。

第2部：音楽を通じた平和の発信

17時から始まる2部では、「音楽は争いを超える言語」というテーマのもと、若者によるDJプレイやライブが続きます。石原和幸がデザインした美しい庭園を背景に、参加者たちが楽しめる空間を提供し、平和活動が堅苦しいものでなく、楽しいものとして感じてもらうことを目指しています。また、遊びながら平和を考える「平和のかるたづくり」や、飲食・物販の出店もあり、参加者は直接的な体験を通じて平和について思いを馳せることができるでしょう。

第3部：キャンドル点灯式

イベントのフィナーレでは、参加者全員が手作りしたキャンドルに灯りをともします。戦後80年を迎える長崎の夜空が無数のキャンドルの光で照らされ、未来への平和の灯が共に育まれる瞬間が訪れます。このキャンドルナイトは、参加者に平和の象徴としての思いを新たにする機会を与えてくれます。

参加方法

イベントは事前予約または当日参加が可能です。参加費は17時からの一般入場が大人3,500円、学生2,000円（ドリンク付き）となり、子ども食堂を通じた無料招待も実施されています。

まとめ

『花と平和と灯し MICHISHIRUBE Peace Day』は、単なるイベントではなく、世代や立場を超えた人々が集い、共に平和を考えるための素晴らしい機会です。長崎の地で、未来の平和を育む大切な日として、多くの人々に広がることを願っています。

関連リンク

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