京都芸術大学附属康耀堂美術館 20周年記念特別公募展
京都芸術大学附属康耀堂美術館(館長:千住博)は、2026年に開館20周年を迎えるにあたり、未来の日本・アジア美術を担う新進芸術家の発掘と育成を目的とした特別公募展を開催します。この展示は、新たな才能を見出すための重要な機会であり、世界的なアーティストや第一線の美術館長による厳正な審査が行われます。
公募展の目的と背景
康耀堂美術館は、信州・蓼科高原の豊かな自然の中に位置する美術館で、開館20周年を迎えるにあたり、未来のアートシーンの発展に寄与することを目指しています。この特別公募展は、若き才能が次世代のアートを切り開くための場であり、多様なバックグラウンドを持つ芸術家たちの作品が集まることを期待しています。
美術館は主に日本画や洋画のコレクションを展示しており、卒業生や地元作家の作品による企画展示も行っています。この特別公募展では、次世代作家の挑戦を支援し、日本の近現代美術史を再検証しつつ、これからのアートシーンに新たな文脈を構築することを目指します。
審査の流れと応募方法
公募展では、次のステップで審査が行われます。
1次審査
- - 期間: 2025年12月1日〜2026年1月31日
- - 内容: 書面審査として、応募者は作品画像と必要書類をオンラインで提出します。
- - 結果通知: 2026年4月下旬にメールで通知されます。
2次審査
- - 形式: 展覧会形式の実物審査が行われます。
- - 日時: 2026年7月上旬
- - 場所: 京都芸術大学内のギャラリー
展覧会
1次審査を通過した作品は、2026年10月から11月に康耀堂美術館で開催される記念展に出品されます。この機会を通じて、多くの来館者や批評家、コレクターとの交流が期待され、出品者にとってさらなる飛躍の機会になるでしょう。
受賞者特典
特に優れた作品には以下の特典があります。
- - 大賞: 1点に300万円の買い上げ賞金が支給され、作品は大学附属美術館のコレクションとなります。
- - 審査員特別賞: 3点にはそれぞれ100万円の買い上げ賞金が授与されます。
審査員の紹介
公募展の審査は、有名な美術館の館長たちによって行われます。
- - 千住博(館長、康耀堂美術館):ヴェネツィア・ビエンナーレ名誉賞などの受賞歴があり、重要な美術館での展示経験も豊富です。
- - 笠原美智子(長野県立美術館館長):ジェンダーの視点での展覧会を多数手がけ、近現代美術の専門家です。
- - 三木あき子(直島新美術館館長):現代美術キュレーションの第一人者であり、国際的なアーティストの展覧会も多数手がけています。
募集要項の詳細
- - 作品のテーマ: 自由
- - 作品サイズ: 長辺240cm × 短辺192cm以内
- - 出品料: 無料
- - 応募方法: 京都芸術大学のWebサイトで詳細を確認して申し込んでください。
この特別公募展は、新しい視点を持ったアーティストたちが集い、次世代のアートを共に創り上げる場となることが期待されています。応募締切は2026年1月31日ですので、多くの方の参加をお待ちしております。
詳細な情報は
こちらをご覧ください。