総務省統計委員会が第217回を開催。重要な統計調査の変更が議題に

総務省統計委員会、第217回の開催

令和7年5月16日、総務省の第二庁舎にて第217回統計委員会が開催されました。会議は1500から1610まで行われ、対面およびWeb会議の形式で進行しました。会議内容は、主に経済統計に関する議題が中心でした。

議題の概要

会議の中では4つの主要な議題が取り上げられました。具体的には、経済産業省が行う「生産動態統計調査」と「企業活動基本調査」の変更に関する諮問がありました。

1. 諮問第193号: 経済産業省生産動態統計調査の変更について
この諮問では、生産動態統計調査に関する変更の必要性が論じられ、新しい統一基準の見直しについての資料も配布されました。

2. 諮問第194号: 経済産業省企業活動基本調査の変更について
この議題では企業活動を評価するための基本的な調査手法の見直しが焦点となり、必要な変更が提案されました。

3. 部会の審議状況報告
各部会での審議状況についても報告がされ、経済センサスや個人企業経済調査の進捗状況が共有されました。

4. 統計リソースの重点的な配分に関する建議
令和8年度に向けて、統計リソースの効果的な配分についての提言がなされました。

会議の意義

統計委員会の開催は、国の経済活動や統計に関してのデータの整合性を保つ上で非常に重要です。今後の各種統計調査の変更が、経済政策に与える影響についても注目が必要です。特に、経済の動向を正確に把握するための基盤が整うことは、政治や社会の安定にも寄与するでしょう。

このような会議による特定の議題が進展することで、国民や企業が参照する経済データの質が向上し、結果として政策の改善や的確な意思決定につなげられると期待されています。