卓球選手を「ニッポンの食」で支える全農の取り組み
2023年8月14日からスウェーデンのマルメで開催される卓球の大イベント「2025 ヨーロッパスマッシュ」。この大会では、日本の卓球代表が世界の舞台で戦います。
この遠征を支えるのが、農業に関わる団体であるJA全農です。全農は、選手が慣れ親しんだ「ニッポンの食」を供給し、コンディションを保つためのサポートを行っています。用意された食品は、全農が運営するオンラインショップ「JAタウン」に掲載されている製品が中心で、特に精米やパックごはん、フリーズドライの味噌汁などが含まれています。これにより、日本の選手たちは、国外でも自分たちの食に近いものを摂取できることができる、というわけです。
世界大会の意義
「2025 ヨーロッパスマッシュ」は、卓球の最高峰を決する大会として重要な位置を占めています。2023年に入ってから、シンガポールとアメリカで行われた大会の後に、このスウェーデン開催が続きます。日本選手の活躍も注目され、7月に行われたアメリカの大会では、張本智和選手が男子シングルスで準優勝し、伊藤美誠選手が女子シングルスで3位となるなど、素晴らしい成績を残しました。
有り難い「ニッポンの食」
選手たちのコメントも印象的です。木下グループに所属する張本美和選手は、「私は白米が大好きで、海外遠征にはお米が欠かせません」と話し、米を炊いておにぎりを作ったり、味噌汁を合わせた食事を心掛けていることを明かしました。また、愛知工業大学の篠塚大登選手は、「日本食を食べると身体の動きが全然違う」と体験を語り、全農からの食材サポートが選手のパフォーマンスに与える影響の大きさを訴えました。
日本の食文化を広める
そんな中、全農はスポーツ応援のための広報活動も行っています。彼らは、公式Twitterアカウント「全農広報部 スポーツ応援」を通じて、アスリートたちを支える取り組みを広く伝えています。このような活動は、選手たちが自国の食事を保ちながら、競技に臨むための重要な支えとなります。
応援し続ける全農
全農は、選手たちが海外の食事や環境に戸惑うことがある実情に基づき、2019年から本格的に食事のサポートを開始しました。卓球やカーリングの選手たちを支えながら、今後も日本を代表する食材を通じて競技を応援していく姿勢を示しています。これからの大会でも、日本の選手たちが素晴らしいパフォーマンスを発揮できるよう、全力でサポートし続けることでしょう。
【大会概要】
- - 大会名称:2025 ヨーロッパスマッシュ(スウェーデン)
- - 日程:2023年8月14日から8月24日
日本の食文化を支える全農の取り組みは、卓球選手のパフォーマンス向上に繋がっていくこと間違いなしです。これからの活躍に、ぜひ注目していきましょう!