ミスミグループ本社が提供する機械部品調達のAIプラットフォーム『meviy(メビー)』が、2024年11月11日より切削加工(角物)において「自由曲面形状」に対応した自動見積もりを開始しました。これにより、従来対応できなかった複雑な曲面や底面Rなどを含む形状の部品も、短納期で製作可能になりました。
これまで、自由曲面を含む部品の調達には、加工の難しさから依頼先が限られ、納期が長期化するといった課題がありました。ミスミは、お客様からの「複雑な形状にも対応してほしい」という要望に応えるため、新たな形状認識技術を開発。ラジアスエンドミルやボールエンドミルに対応することで、自由曲面を含む複雑な機械加工部品の安定した納期での調達を可能にしました。
『meviy』は、機械部品の3DデータをアップロードするだけでAIが自動で即時見積もりを行い、独自のデジタル製造システムにより最短1日での出荷を実現するプラットフォームです。部品調達にかかる時間の9割以上を削減し、製造業の生産性向上に大きく貢献しています。
『meviy』は国内シェアNo.1を獲得し、第9回ものづくり日本大賞において「内閣総理大臣賞」を受賞するなど、その革新的なサービスは高く評価されています。海外でのサービス提供も拡大しており、部品調達DXを通じた時間価値をグローバルに提供しています。
今回の自由曲面形状への対応により、『meviy』はさらに進化し、製造業の生産性向上を加速させることが期待されます。